今年に入ってからというもの、全国各地で地震が頻発している。それに伴い世間の防災意識も高まっているように思うが、個人的に特に気になっているのが防寒対策だ。夜はこの時期でもまだまだ冷える。

そこで今回は、Amazonで人気の防災防寒グッズを実際に使ってみることにした。ただ持っているだけでは意味がない。いざ必要になった時に困らないよう、あらかじめ使用感などを確認しておいた方がいいだろう。

・Amazon1位のシート

というワケで、Amazon「ビバークザック・シート」カテゴリーにてベストセラー1位(2024年3月27日時点)の防寒保温サバイバルシートを購入した。

Amazonでの商品名は『Eco Ride World アルミシート アルミブランケット サバイバルシート カサカサ音が少ない 静音(1)sb_126-01』(税込680円)だ。サクラチェッカーで調べてもサクラ度0%(合格)の商品である。


シートは折り畳まれて袋に入っており、ポケットティッシュくらいのサイズになっている。加えて防災ガイドと専用の収納ポーチが付いてきた。

こういったサバイバルシート (アルミシート)は防災リュックなどにもよく入っているため、探せば家にあるという人も多いと思うが、本当に防寒対策になるのかは正直なところよく分からない。



販売元のエコライドワールド曰く「毛布、寝袋やブランケットの代わりに、体温を保持するためにご使用いただけます」とのことだが、果たして……。

・実際に使ってみた

シートは広げると 210cm × 130cmになり、そこそこ大きい。屋外でかぶってみると……


こんな感じだ。


花粉症なのでマスクを着用して撮影しているが、マスクがあった方が確実に暖かかったので、シートと一緒にポーチに入れておくことを強くオススメする。

さて、シートにくるまって屋外で過ごすことしばし。この日の東京は朝から雨が降り続いており、最高気温は11℃。ハッキリ言って猛烈に寒い。こんな薄いアルミのシートなんて、ぶっちゃけ意味ないだろ……と思いきや。

・効果あり

いやいや、意外と暖かいな。薄い割にはそれなりに体温を保持してくれる。そして何より、風を通さないのがいい。むしろ屋外で大事なのはそっちだと思った。気温が低いよりも風が冷たい方が、何というか心にクるのだ。

そういう意味ではこのサバイバルシートは、毛布やブランケットにも負けない防寒用品であると言っていだろう。濡れて使い物にならなくなる心配も、毛布等よりは少ない。

ただし! 欠点もあって、しばらく使用していると、どうしても足元がスースー寒くなってくる。これはかなりのストレスだ。



そこで今度は上にダウンを着込み、下にシートを巻くという戦法を試してみることに。おお、いい感じだぞ! どう考えてもこれが最適解だろ!!


もう少し検証を続けたいので、このまま外で仕事をしてみることに。何か変化はあるだろうか? ……と思ったら、けっこうすぐ異変に気付いた。

・足りない

皆さん知っていますか? 実はじっとしていると、ダウンでもまあまあ寒いのです。なので再び上半身に羽織ったところ、やっぱり足元が冷えてキツイという地獄の堂々巡りになってしまった。そう、必ずどこかしらが寒いのだ。


よって今回の結論としては、サバイバルシートは1枚では足りない。大人1名につき最低2枚は必要! ということになる。これは実際に屋外で使ってみないと、意外と気付きにくいポイントではなかろうか。


ちなみに本商品の売りの一つである「カサカサ音が少ない」という特徴に関しては、たしかに思ったよりも静かだったという印象だ。まあ個人的には寒さに気を取られて、そこまで意識していなかったというのが正直なところなのだが。



サバイバルシートに限らず、防災グッズの類は買ったらとりあえず開封して、以降はリュックに入れたままというケースが圧倒的に多い気がする。使って初めて気付くことは必ずあるはずなので、今後もいろいろ試してみたい。防災準備の参考になれば幸いだ。

参考リンク:Amazon
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.