デカ盛り系のメニューは商品写真が盛られがち。まぁ炎上レベルで盛りまくっているケースは珍しいかもしれないが、“ちょい盛り” くらいなら往々にしてある。むしろ、写真ちょい盛りがデフォと言ってもいいかもしれない。

そのような事情があるので、数日前に “ほぼ壁” なステーキサンドを見たときは実物とどれほど違うのかが何より気になった。確かめるべく、実物を買いに行ってみたところ……え?

・新宿のイベントで購入

お店の名前は「Mr.エイジング」という。静岡県・富士宮市にあるステーキサンド専門店なのだが、本記事を執筆している2024年2月16日では新宿でも商品を買える

なぜなら、同店が新宿の京王百貨店7Fで開催されている「静岡うまいもの大会」に出店しているから。

そのイベントの記事を読んでいるときに、ステーキサンドの商品写真が目に留まった次第。


写真を見ると、肉が石垣のように組まれており、何かの建造物のよう。さすがに、実物がこのレベルってことはないだろう。



そもそも、サンドイッチだから持って帰っている段階で形がある程度崩れるのは仕方がない。

家で食べる頃には、商品写真とは完全に別物になっていることも覚悟した方がいいかも。

そんなことを思いながらイベント会場へ行き、ステーキサンドを購入。実際の商品がこちらです〜〜〜〜〜!



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変わんねぇぇぇぇぇぇぇ! っていうか、むしろ商品写真と比べたら実物の方が微妙にデカいように見えなくもない。


明らかに違うのは、肉の色。ご覧のように、商品写真は肉の赤みが強いのに対して、実物は茶色

だがこれは、持ち帰り商品ということを考えたら安全上仕方がないようにも思う。むしろ、個人的にはしっかり火が通っているのが伝わって安心した。


ただまぁ、そのぶん見た目が色鮮やかとは言い難い。肉の表面にふりかけられたパセリだけが孤軍奮闘しており、濁流に飲まれた葉っぱのようになっている。

全体的に、資金繰りが悪化して工事が途中で止まったトンネル掘削現場みたいに見えなくもなかったが、味はメチャクチャ美味かった

表面からは肉まみれに見えるものの、中のソース(シャリアピンソース)が全体の味をうまくまとめている。


あと、パンがトーストされていることで肉の香ばしさがより際立っているような気がした。

そして肝心の肉だが、持ち帰りなのに全然硬くない……と思ったら、ザブトンの熟成肉を使っているとのこと。そりゃ美味いわ。

ちなみに、私が購入したのは300gのステーキサンドで価格は2980円。半分の150gタイプもあったし、ローストビーフサンドなど他の商品もあったぞ。




また、言うまでもなく京王百貨店のイベント会場には他にも様々なお店が出店している。お寿司やうなぎ、ラーメンなど静岡に関連する商品が楽しめるので、気になる人はどうぞ。「静岡うまいもの大会」は2月21日17時までだ。


・今回ご紹介したイベントの詳細データ

イベント名 静岡うまいもの大会2024
会場 京王百貨店 新宿店7F 大催場
期間 2024年2月16日〜21日
時間 10:00〜20:00 ※最終日は17:00まで

参考リンク:Instagram @shizuoka_mr.agingPR TIMES
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
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