2024年もあっという間に1ヶ月が経過。そして我らが “ガッツリ系” チェーン店の「伝説のすた丼屋」から2月の新メニューが販売された。
今回は『牛タン豚トロすたみなねぎ塩焼肉丼』シリーズというもの。いつもの脂質MAXのドロドロ系とは違い、「伝説のすた丼屋」には珍しい牛タン、豚トロ、ネギという組み合わせのサッパリ系に仕上げている。
ただジャンクな店にサッパリ系だと物足りないと思い、今回は「肉W盛り」を注文。食べてみたところ、牛タンの味変に驚愕する事態になった……。
・ラインナップに「単品」が追加
今月の新メニュー『牛タン豚トロすたみなねぎ塩焼肉丼』シリーズはノーマルの「牛タン豚トロすたみなねぎ塩焼肉丼(税込1180円)」に加え、「唐揚げ合盛り(税込1480円)」、「メンチ合盛り(税込1480円)」、「肉W盛り(税込1780円)」がある。
そして先月から登場した「ミニサイズ(税込980円)」に加えて、今月から「お肉のみ単品(税込980円)」が加わった。
単品で頼んでビールを飲むのもいいなと思ったが、今回は “サッパリ系をガッツリいただく” ために、「肉W盛り+飯増し」を注文することにした。
・実食!
注文して約5分ほどで番号が呼ばれ、「牛タン豚トロすたみなねぎ塩焼肉丼(肉W盛り)」が飯増しで登場!
「肉W盛り」なので、通常サイズの150gの倍に相当する300gの肉量だ。だいたい牛タンと豚トロが半分ずつ盛り付けられている。
なので、約150gの牛タンと……
同じ量の豚トロが乗っている。
これでも「伝説のすた丼屋」の新メニューにしては、脂質が抑えられている方だ。というわけで、さっそく牛タンからいただくことにする。
うーん、特筆すべきことはない……というのも当たり前で、この時点でタレも何もかかっていない。厚さも丼に合わせてなのか、薄めに切られているので味はほぼない。
次に豚トロの方はというと……
おー、美味い!
こちらは最初からタレで味付けしてあるので、単品でも十分にいける。チェーン店で、このクオリティの豚トロはなかなかお目にかかれない。
ご飯と食べても牛タンは、なんとなく味気ないが……
豚トロは、これだけでも丼として成立するレベル。
と、ここまで牛タンと豚トロの合い盛り丼にもかかわらず、豚トロが圧倒的に優勢だ。しかし、ここから牛タンが本領を発揮する。それを引き立たせるのは、別添えされている「すたみなねぎ塩ダレ」だ。
これを牛タンにかけて……
ご飯と一緒に口に運ぶと……
激ウマ!!!
スローペースだった牛タンの旨みが、ここに来て一気に豚トロを超えてきた。「すたみなねぎ塩ダレ」の実力すげぇ……ねぎ塩のタレなのに、ニンニクもガッツリ効いていて牛タンとの相性はバッチリだ。
・意外な助っ人が登場
ただし、ここからちょっとしたトラブルが起きてしまう。その原因は「肉W盛り+飯増し」にあった。半分くらい食べ進めたところで、「すたみなねぎ塩ダレ」を、ほぼ消化してしまったのだ。
そうなると牛タンの味は、「すたみなねぎ塩ダレ」無しのノーマルバージョンに戻ってしまう。そこでテーブルの端をみると、ある調味料が目に留まった。
「すたみなドレ」
実は「伝説のすた丼屋」でサラダを食べたことがないため、このドレッシングを使ったことがなかった。これを牛タンにかけて食べてみると、どんな味がするんだろう?
ということで、さっそくかけてみた。
おそるおそる口に運んでみると……
うまっ!!!
ぶっちゃけ「すたみなドレ」が、かなり美味すぎる。たまたま、牛タンとの組み合わせがいい感じになったが、これだけで丼何杯でもいけそうだ。
ちなみにもう一つ置いてあった「赤フレンチドレッシング」。
せっかくなので、こちらでも試してみることにした。
果たして、どんな味なのか……
うーん、微妙。
少し酸味が強くなってしまったこともあり、丼には合わない気がした。ということで、ドレッシング対決は「すたみなドレ」との組み合わせが圧勝だ。
──以上、『牛タン豚トロすたみなねぎ塩焼肉丼』は今まで食べてきた新メニューの中で、1番サッパリ系にもかかわらず食べ応えはバッチリだった。
特に「牛タン×すたみなねぎ塩ダレ」と「牛タン×すたみなドレ」の組み合わせは、ぜひ店舗に行って試してみてほしい!
参考リンク:伝説のすた丼屋
執筆:耕平
Photo:RocketNews24.