寒くなってくると、おでんや鍋と並んで肉まんが美味しく感じるようになる。あぁ、ホカホカに温まった肉まんを「ハフハフッ」って食べたいなぁ。
……そんな時におすすめなのが、スーパーマーケット『ロピア』で購入できるチルド肉まんだ。
「スーパーの肉まんには期待できない」なんて思う方もいるかもしれないが、この記事を読めばロピアにダッシュしちゃうこと間違いなし。マジで旨すぎて……飛ぶぞ!!
・安くてデカい!
ロピアで買える『皮までうまい お肉屋さんが作った肉まん』は3個入りで税込322円。1個あたり約107円なのでコンビニよりもリーズナブルだ。
驚くべきことに、この価格にも関わらず国産豚肉が100%使用されているのだ!
おそらく手に取った時に最初に驚くのは、そのデカさであろう。
1個あたりの重さは124g。後述するが他のスーパーの肉まんが75g、コンビニが100gであったことから考えても素晴らしいスコアであることは間違いない。
スーパーのチルド肉まんっていうよりも、例えば551の蓬莱のような専門店の肉まん(過去の記事によると137g)の方がイメージとしては近いのだ。
・肉肉しさが半端ねぇ!
蒸し器を使ってもよいのだが、筆者は面倒くさがりなのでいつも電子レンジで温めている。
少しだけ水をかけてラップをフワッとのせ、1個当たり1分10秒加熱。(500Wの場合)
ホカホカと湯気の上がる肉まんにかぶりつけば……
ひと口目から具がいっぱいある~~っ!!!!
水分は少なめ、ポッテリとしたミンチ状の具の中にはたっぷりの豚肉、玉ねぎ、タケノコが入っている。全体的に肉肉しさが強くガッツリした食べ応えがあり、誰もが期待する「肉まんらしさ」をそのまま具現化したようなお味。
また名脇役として味を支えているのが、大きめに切られたタケノコ。ポリポリとした食感はよいアクセントだ。
地味に素晴らしいのが、商品名に書かれている通り皮まで旨いところ。
モッチリ・しっかりした食感の生地には優しい甘みがあり、具材のパンチ感と相性抜群だ。
・他の肉まんと比べてみた
旨い、旨い!」と頬張りながらふと思った。
ロピアの肉まんの味が良いのは間違いない。
具材も多いし、肉肉しさも専門店並み。蒸し加減や味付けの濃さ、臭過ぎない程度のニンニク風味など、どこをとってもレベルが高いハズだが……果たして他の店の肉まんと比較してどうなのだろうか?
考えてみれば、最近筆者は他のスーパーやコンビニで肉まんを購入していない。ロピアの肉まんだって、元々はキャンプに行くのに「ホットサンドメーカーで焼こう」と思って気まぐれで手に取っただけだ。
──そうと気が付けば比べてみるほかない。比較対象の名前は伏せるが、さっそく3つの肉まんを用意した。
1個あたりの価格と重さはロピアが約107円・124g、他スーパーが約65円・75g、コンビニが160円・100g。
すべての肉まんを半分に割ってみると、明らかな違いが2点あった。
1つ目が、大きさに対する具材の割合。ロピア>コンビニ>他スーパーの順に具材が多く肉っぽさが強い。そして逆に、ソース的なトロトロした水分は他スーパーとコンビニが多かった。
2つ目が、皮の質感。他スーパーとコンビニはフワフワとした蒸しパン的な質感だったのに対し、ロピアは先ほど説明した通りモッチリとしたしっかりめの皮。
このあたりは好みかと思うが、個人的にはトロッと感にはフワフワの皮、肉肉しさにはモッチリめの皮が合うように感じたので、それぞれのメーカーでピッタリの皮を選んであるのだろう。
3つの肉まんを比較してようやく「ロピアの肉まんはめちゃくちゃ旨い」と言い切る確証が得られた。
もちろん好み次第ではあるのだが、「ガッツリした食べ応えのある肉まんが好き」という方は一度試してみる価値があるはずだ。
ちなみに筆者は10日ほど前に初めて食べてから既に3回もリピート購入をしている。個人的大ブームのさなか、自信を持っておすすめするぜ!
執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.
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