数ヶ月前から私(耕平)が月初の恒例としている通過儀礼。それが “ガッツリ系” チェーン店の最前線を行く「伝説のすた丼屋」の新メニューを味わうこと。
その「伝説のすた丼屋」が年の瀬を控えて、11月の新メニューとしてギットギトの肉丼をブチ込んできた。それが『超牛カルビ焼肉丼W盛り(税込1780円)』だ。
「超牛」「カルビ焼肉」「W盛り」
メニュー名の中で、これだけの肉好きが反応するパワーワードが入っているものがあるだろうか? その正体を確かめるべく、販売日当日に実食してみたぞ! ということで、忖度なしの “肉まみれ実食” をご覧いただこう!!
・カルビ山脈
個人的にもはや月初の定番になっている、「伝説のすた丼屋」の新メニューを堪能すべく、地元の千葉県にある「伝説のすた丼屋 京成船橋駅店」に足を運んだ。
11月の「伝説のすた丼屋」の新メニューは「焼肉プロジェクト」というコンセプトで、『超牛カルビ焼肉丼(税込1180円)』『超豚バラ焼肉丼(税込1080円)』、この2種に「唐揚げ合盛り」バージョンと「W盛り」バージョンがある。そして先月に引き続き『豪快すたみなにくニク焼肉丼(税込1180円)』もラインナップとして入っていた。
もう何回も来ている店舗だが、気のせいか今月は店内が特に肉肉しく感じる。さっそく食券購入機で『超牛カルビ焼肉丼W盛り』を購入。
ちなみに通常の『超牛カルビ焼肉丼』に使っているカルビの量は200g、「W盛り」はその名のとおり肉2倍の量なので、実に400gとなる。
・いざ実食!
待つこと約5分、番号札が読み上げられ “カルビお化け” が姿を現した。
まさに「カルビの山脈」と呼ぶにふさわしい肉の量!
箸で持ち上げてみると、カルビ自体は普通の大きさと厚さだ。
ただ、1枚がこの大きさで400gの量は冷静に考えたら結構ヤバい。さっそく一口食べてみると……
おー、なるほどね。
味自体はニンニクの風味が効いていて、忖度なしで言わせてもらうと、予想していたカルビ丼の味ではある。ただタレがいい感じに白飯に染み込んでいて、とても食べやすいと感じた。
肉がそこまで大きくないのも、食べやすい要因の1つだろう。ただ量が量だけに、半分くらい食べたところで少し飽きが来てしまった。
・味変タイム
ここで味変すべく、色々な食べ方を試してみる。まずは七味。
牛丼では定番の食べ方だが、カルビ丼に七味は個人的に経験がない。果たしてどんな風味になるのか?
うん、普通。
七味は牛丼のタレには合うものの、カルビ丼のタレとは相性があまり良くないような気がした。
次に豆板醤を投入。
この組み合わせは、いかに……
こちらも味変としては悪くないが、「一口でいいや」という感じになった。
そして、定番のニンニクで食べてみる。
だいたい味の想像はつくが……
う~ん、背徳!
「肉×ニンニク」は、だいたい美味いに決まっている。ただ、タレにニンニクを使っているのにもかかわらず、さらに追いニンニクとなると、最初は良くても後からモタれてくるのは必須だ。
最後にいよいよ、温玉を投入!
口に運んでみると……
あっ、飲み物になった。
もともとカルビが食べやすい大きさで、さらにはタレが染み込みまくっている白飯に温玉が加わったことで、ゴクゴクいけてしまう。タレが濃いめだったが、味わいもマイルドにもなってメチャメチャ食べやすく、速攻で完食。
そして、今月も丼の底に刻まれている、「掟」を拝むことができた。
──というわけで、食レポは以上だ。今回は「カルビ山脈」を制覇したわけだが、「W盛り」ともなると相当胃袋が強くないと、胃もたれが残るという事実は否めない。なので、胃に自信が無いようなら通常サイズで一度食べてみることをオススメするぞ!
参考リンク:伝説のすた丼屋
執筆:耕平
Photo:RocketNews24.