こってりに対して並々ならぬこだわりを見せる天下一品。最近では「こってりMAX」なんて商品も販売された。

このたびラーメンだけでは飽き足らず、ついに鍋にまでこってりの風を吹かせようとしているらしい。食品メーカー・ダイショーが手がける「名店監修鍋スープ」に、天一監修の鍋つゆが登場したのだ。


・家麺と比べてみる

2023年9月1日に発売されたこちらの商品。記者はスーパーにて、税抜298円で購入した。サイトの商品説明欄には「看板商品のラーメンこってりを鍋スープで再現」と書かれており、意気込みが感じられる。

さっそく袋をふりふりして鍋にあけてみる。漂う香りは天一っぽいが、そんな気がするだけかもしれない。


比較してみなければわからないなと、天一の店舗にて持ち帰り用のラーメン「家麺」を購入。説明に従い固形スープを水を加えて溶かしていく。


出来上がったスープの匂いをかぐと、やはり感じた通りで鍋とほぼ同じだ。鍋つゆは具材を入れて、家麺は麺を入れることで完成するのだろうが、まずはスープ単体を少し味わい比べてみる。

ちなみに家麺の方は、付属のにんにく薬味やからし味噌を入れていない。そして結果はほぼ同じ。鍋用の方が色は濃く、家麵スープの方が凝固までの時間がやや早いような気はしたが、味については遜色なしだ。


これはもう天一大好きな人にとって、タマラナイ一品なのではないだろうか。すごいものを作ったなぁと感心しながら、鍋の素に野菜や肉などの具材を入れて食す。


・肉や魚を入れなくても旨味十分

ぐつぐつと煮込むとそれぞれの旨みが染み出してきて、とても良い。パッケージに書いてあったおすすめの具合は豚バラスライスに鶏肉、キャベツや長ネギ、水菜など。


しかしそれだけでなく白身の魚なども合いそうな気がしたし、なにせこってりで旨味十分なので肉や魚を入れずとも野菜だけでも美味しいと思われた。


そうしてたっぷり野菜を楽しんだ後、締めにラーメンを入れるのが個人的には最適解な気がしている。『名店監修鍋スープ 天下一品京都鶏白湯味』良いではないか。

先に書いた通り天下一品好きならば大満足間違いなし、そうでなくとも見かけたらば試してみるが吉だ。寒くなるこれからに、大活躍することは間違いないだろう。

参考リンク:名店監修鍋スープ 天下一品京都鶏白湯味
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼天一の鍋用スープが出た

▼いろいろ入っています

▼家麺とも比べてみました

▼ダイショーは一風堂とのコラボ商品も出しているよ