ジャンボ! ケニアの首都ナイロビでタクシー運転手やってるチャオスだよ〜。

ところで、リクエストボックスに質問が届いたぞ! それも英語で届いたぞ!! 英語での質問は、そのままオレに投げられてくるけど、一応どんな内容なのかをここに書いておくと……


「日本では最近フェミニズムが流行っていますが、ケニアでは何か女性運動はありますか? ビジネスウーマンや女性のタクシー運転手はいますか?(ポテト屋さんのオーナーは女性が多いそうです!)」


……みたいな感じだ。よーし、答えよう。ケニアのフェミニズムについて。

・多くの女性が社会で活躍している

ケニアでは、ほとんどの女性が男性と同じ希望を持っている。そして今、ケニアでは政府が男女平等のために戦っている。

たとえば、政治では多くの女性が政治家として選出されており、彼女らは投票してくれた人々を代表している。

ケニアの最高裁判所の首席判事も女性だし、副首席判事も女性。

運輸業界でも、長距離バスを運転する女性がいるし、長距離トラックを運転している女性もいる。

なんと飛行機のパイロットをしている女性もいるほどだ。しかしながら、タクシーを運転する女性はごくわずか。それはなぜか?



・ケニアに女性タクシー運転手が少ない理由

ケニアに女性タクシードライバーがほとんどいないただひとつの理由、それはずばり、簡単にカージャックされるからだ。バスやトラックよりもタクシーはカージャックされる確率が高いからね。こればっかりは仕方ない。

ビジネス方面で言うと、アパート経営や、小さなスーパーマーケットを営んでいる女性もいる。オーナーなので彼女らが働いている姿は見えないが、確実にケニアでは女性の社会進出が進んでいる。

ケニア政府も、女性の社会進出を応援している。女性が経済的にも政治的にも十分にサポートされるように。

……と、ものすごく真面目な記事になっちゃったけど、ケニアのフェミニズムはこんな感じだ。では、クワヘリ〜!


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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