当サイトの副編集長・和才雄一郎はここ数日、『珍宝亭』という名の油そば屋にお熱だ。なんでもウーバーイーツで見つけたお店らしく、最近は事あるごとに「珍宝亭がウマい、珍宝亭がウマい」と連呼している。まさに珍宝亭の虜(とりこ)と言っていいだろう。

そんな珍宝亭大好きな和才副編集長に、私(あひるねこ)がオススメする中華料理店『珍香園』を紹介したところ、どういうワケか烈火の如くキレられてしまった。一体何が気に入らなかったというのか?

・珍宝亭と珍香園

これまでの経緯をご存じない方のために書いておくと、珍宝亭とは和才がウーバーイーツで偶然発見した油そば屋である。東京の中野区に店舗があるそうだ。人気No.1メニューは『珍宝味玉油そば』。


そのネーミングに何やら不穏な気配を感じ取った和才は、実際に『珍宝味玉油そば』を注文。結果、普通においしくてハマってしまったのだという。


その後、職質してきた警察官に誤って「珍宝亭」と言ってしまうなどのトラブルはあったものの、今なお和才の心と体は珍宝亭にギュッと握られ続けている状態だ。もはや珍宝亭と和才は一心同体。切っても切れない間柄なのである。



とは言え、タマには他の料理も食べた方がいいだろう。ウマいものはまだまだたくさんある。そこで私がオススメしたのが『珍香園』だった。


珍香園……。読み方はよく分からないのだが、東京の杉並区に店を構える中華料理店である。ここなら和才もきっと気に入ってくれるに違いない。さっそく教えてあげるとしよう。ところが……。


──和才さん、実は和才さんにオススメのお店があるんですよ。珍香園という中華料理店なんですけど。


和才「珍香園? 違う違う、俺が好きなのは珍宝亭やねん。珍香園だか何だか知らんけど、珍宝亭以外は認めへんから」


──でも、珍宝亭ばかり食べていたら体に悪いですよ。珍宝亭だけではなく、たまには珍香園も食べた方がいいんじゃないですか?


和才「いや、だから俺は珍宝派やねん! たしかに珍香園もウマいのかもしれんよ? でも俺は珍宝派やねん! 珍宝と珍香、どちらか選ぶとしたら迷わず珍宝を選ぶ! なぜなら俺は珍宝派やから!」


──珍宝亭も珍香園も、大局的に見ればどちらも同じだと思うんですが。


和才「同じなワケないやろ! あんま珍宝亭ナメんなよ! ……まあええわ。で、珍香園は何がオススメなん?」


──『当店特製あんかけチャーハン』です。


和才「なんでやねん! なんで熱々とろとろやねん!! アカンやろ!」


──え? いや、別によくないですか? あんかけなんだから。とにかくおいしいので、和才さんにもぜひ珍香園を味わってほしいんですよ。


和才「しつこいねん! 俺は珍宝派やねん!! 熱心な珍宝派として、珍香園に浮気なんて絶対できん! 俺は珍宝亭を愛しとるんやーーーーー!!」



どういうワケか、頑なに珍香園を拒み続ける和才。そもそも珍宝派とは何なのか? 謎は尽きないが、珍香園の『当店特製あんかけチャーハン』が絶品であることに違いはない。和才の言う通り熱々とろとろで、しかも具だくさんときた。これを最高と呼ばずに何と呼ぶのか?


残念ながら、この記事を書いている時点で珍香園はデリバリーを休止しているのだが、いつの日か和才にも珍香園から溢れる魅力に気付いてもらいたいものだ。珍宝亭と珍香園。どちらも分け隔てなく愛せてこそ、一人前の男なのである。

執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
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