日本全国に存在する様々なご当地グルメ。これだけネットが発達した現代でも、あまり知られていない名物はたくさんあるのだ。今回は、先日私(あひるねこ)が出会ったとある “お団子” をご紹介したい。

鹿児島県の北西に位置する薩摩川内(さつませんだい)市の名物、「ち〇こ団子」「ち〇こ団子」なんて名前は初めて聞いたが、この「ち〇こ団子」、実にウマいのだ。今日はこの「ち〇こ団子」の魅力に迫ろうと思うぞ。念のためもう一度書いておくが、「ち〇こ団子」である。

・「ち〇こ団子」との出会い

先日、東京・二子玉川で開催された「第3回ウェブメディアびっくりセール」。多くのネットメディアが集結し、我々ロケットニュース24も参加させていただいた。

その当日、会場を歩いていた私は「Kagoshimaniax(カゴシマニアックス)」というメディアのブースの前で、思わず足を止めてしまう。正確には、ブースに貼られていた商品案内のチラシに目を奪われたのだ。ち、ち〇こ団子……だと……?

・鹿児島名物「ち〇こ団子」

痛い痛い痛い! なんだろう、股間がキュッとなる名前である。気を取り直して話を聞くと、薩摩川内周辺ではしょうゆを塗った焼き団子のことを、昔から「ち〇こ団子」と呼ぶそうだ。「ち〇こ」は方言で “小っちゃい” みたいな意味があるとのこと。なるほど、小っちゃい「ち〇こ」か。

・「ち〇こ団子」を実食

600円で4本入りの「ち〇こ団子」を購入し、後日編集部で食べてみた。まずは「ち〇こ団子」を包んでいる皮、というか袋をしっかりむいて中身を取り出し、そのままレンジでチンする。皿に移してラップをする必要がないので便利だ。

熱々の「ち〇こ団子」に、別添えのしょうゆダレをトロ~リかけて完成である。タレで黒光りした「ち〇こ団子」からは、香ばしいしょうゆの香りが漂い食欲をそそる。それでは、いただくとしよう。

・懐かしい「ち〇こ団子」

「ち〇こ団子」をたっぷりと頬張ると、おや? けっこう固い。団子というと甘いものを想像してしまうが、「ち〇こ団子」はしょうゆのしょっぱさが強いため、最初は肩透かしを食らったような気分になる。だが、焦げたしょうゆの香りがどこか懐かしい。

・「ち〇こ団子」は長持ちする

噛みしめると団子本来の甘さがほのかに感じられ、クセになるような味わいだ。ちなみに、この「ち〇こ団子」は常温で90日間も保存できるそうだぞ。団子なのに90日とは、うらやましいくらいの持続力である。

・「ち〇こ団子」は激ウマ

「ち〇こ団子」という名前を初めて聞いたという人も多いと思うが、とってもおいしいので女子にも男子にもオススメだ。今日はぜひ「ち〇こ団子」という名前だけでも覚えていただきたい。鹿児島名物「ち〇こ団子」。一家に一袋「ち〇こ団子」。みんなで食べよう「ち〇こ団子」

参考リンク:アトスフーズ
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼「ち〇こ団子」を600円で購入

▼「ち〇こ団子」をレンジでチンする

▼「ち〇こ団子」をいただきます

▼「ち〇こ団子」、激ウマ!

「カゴシマニアックス」は、鹿児島の紹介に特化したアツくもユルいウェブメディアだ