エンナァジイイイィィィッッ! みんなエナってるか? 久しぶりだな。エナジードリンクをこよなく愛する男、エナジーマンだ!! 実は少し前に海外のエナドリをお土産でもらったんだけど、どこの国だと思う? 聞いて驚け。なんとモロッコのエナドリだぞ、モロッコのエナドリ!
モンロッコオオオォォォッッ! そもそもモロッコという国自体、俺にとってはかなり未知なる土地なのに、そこのエナドリってお前それはもう神話のレベルだろ。これはシリーズ屈指の超ミステリアス回になる予感大ッ! 俺のエナジーが騒ぐぜ!! モンロッコオオオォォォッッ!
・おみやエナドリ
モロッコのエナドリという超マニアックなお土産を買ってきてくれたのは、サハラ砂漠でラクダ使いの仕事をしていた経歴を持つ当編集部のド変態・砂子間である。モロッコのラクダ使いが土産に現地のエナドリを買ってくるって、いくらなんでも情報過多すぎるだろ! 歩く現代社会かお前は。
砂子間によると、このエナドリはモロッコ最大の都市・カサブランカで購入したんだそうだ。へぇ~名前は聞いたことあるけど、めちゃめちゃカッコイイ街だな。こんな所で売られているなんて、一体どんな珍しいエナドリ……エナ(はて)?
・エナジー違和感
ちょ、ちょっと待ってくれ。俺のエナジーメモリーが確かなら、も、もしかしてお前……前に日本でも販売されてなかったっけ?
そう、実はこの『Burn(バーン)』はコカ・コーラが販売するエナジードリンクで、かつては日本でもコンビニ等で普通に売られていたのだ(現在はすでに撤退)。日本版の公式Twitterアカウントもあるにはあるが、2015年3月で更新がストップしている。
でもまあ、実際に手に取るのは俺も今回が初めてなんで、新鮮な気持ちでエナらせてもらうとするぞよ。それでは恒例のエナジーサーチから始めていきたい!
※説明しよう! エナジーサーチとは、エナジーマンが缶の裏の成分表示をただ眺めることである!!
ところが……!
ここで予期せぬ大エナジートラブルが発生してしまった。俺はいつも通り、缶の裏に書かれた成分表示を確認したかっただけなんだ。なのに……なのに……
読めねェェェェェエエエエエ!!
・解読不可
異国とはいえ同じ人間なんだから、フィーリングで何とかなると思ったがそんな次元ではなかった。レッドブルをあと1000本くらい飲んだとしても、エヴァ量産機みたいな翼を授かるだけで分かる気がしねぇ。ちょいちょい書かれている数字も完全に謎。こんなん絶対無理やろがい!
とその時、下にアルファベットらしき文字が書かれているのをエナジー発見。エンナァァ、助かった。英語なら俺でも何とか理解できるぞ……
と思ったけど微妙に読めねェェェェエエエ!!
・非英語圏エナドリ
モロッコの公用語はアラビア語とベルベル語。そしてフランス語が第二言語だそうだ。マジかよ、すべて分からねぇ。そんな未知のエナドリを飲むのは、いくら俺でも怖すぎるのではないか……? と、柄にもなく怯えていたところ、奇跡が起こった。
これはなんか分かるッッ!
・エナジー打開
いや、別にフランス語を理解できたワケではないが、これはどう考えても「カフェイン量:100ml当たり31.6mg」だろ! よしよし、カフェインの量さえ分かりゃあこっちのもんだ。あとは飲むだけだろ!!
というワケで、安心していつものエナジーテイスティング。色は王道のエナドリゴールドだ。グビエナ、グビエナ……っと。
エナエナ(ふむふむ)。まあ、味も無難で真っ当な王道エナドリテイストだな。コカ・コーラ社が作ってるんだから当たり前か。ただし、一点だけかなりエクストリームな部分があった。端的に言うと、超すっぺぇ……! すっぱすぎて飲んでる途中で唾液が出てきたぞ。
酸味が強いエナドリはたくさんあれど、こんなレモンみたいにすっぱいのは俺も生まれて初めてだ。もはや小規模な梅干しである。おそらく販売する国や地域によって微妙に味も変えられているはずだが、これがモロッコスタイルなのか……? 世界は広いなぁ。
・ワールドエナジー
モロッコのお土産でもらったエナジードリンクは、やはりいろいろな意味でスゴかった。俺も勉強させてもらったぞ。サンキュー砂子間! というワケで今回はここまで。また会おう。モンロッコオオオォォォッッ!!
執筆:エナジーマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.
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