世界トップシェアを誇るグミメーカー、HARIBO(ハリボー)。数ある商品のなかで一番人気である「ゴールドベア」が、2022年で生誕100周年を迎えたらしい。グミでそれだけ歴史があるの凄いよね。
そんな100周年を記念して新フレーバーが登場したのだが……それがまさかの「ケーキ味」。6種のケーキがグミになったとのことだが、イマイチ味の想像がつかない。ケーキ味とグミって両立するのだろうか?
・HARIBO「ゴールドベア ケーキアソート(170円)」
通常の「ゴールドベア」は、イチゴ、リンゴ、オレンジ、ラズベリー、パイナップル、レモンの6種のフルーツ味。ハードな食感とほどよい果汁感が特徴で、一度は食べたことある人も多いだろう。
そして今回登場した「ゴールドベア ケーキアソート」も異なるケーキフレーバーが6種類入っている。
お皿に出して比べてみると、ケーキアソートは綺麗なパステルカラー。通常ゴールドベアと被っている色がいくつかあるが、ピンクはケーキアソートならではの色だろう。おいしそうである。
ただ、肝心の味がわからない。購入前はショートケーキ味とかチョコレートケーキ味を想像していたのだが、綺麗なパステルカラーからは結びつかない。パッケージ裏の説明も外国語でサッパリ分からないし。
食べる前に味を知っておこうと販売サイトを調べたところ、まさかの事態に直面した……!
どちらさまですか……!?
レモンパウンドケーキ、アップルケーキあたりはまだわかるが、ブラックフォレストケーキなんて聞いたことがない。
ストロベリービスケットロールも一見メジャーなふりして全然ネットでヒットしないし。一体これらはどこの地域のラインナップなのだろうか。ショートケーキは何処へ……。
とりあえずピンクの「ストロベリービスケットロール味」から食べてみたのだが、思わず頭を抱えてしまった。これは「ケーキ味」なのか……? ケーキアソートなのに全くケーキっぽくないのでコメントしずらいことこの上ない。
ただ、よくよく味わうとたしかにケーキっぽい「生地」の風味はする。だけどそれは一瞬なので、すぐにいつものハリボーに戻るといった感じ。
全種類食べたのだが、この「一瞬の生地感」はどのフレーバーにも共通していた。ハードな食感もあいまって不思議でおもしろいのだが……じゃあそれが「すごくおいしいのか」と問われると返答に困る。
ぶっちゃけ通常のコールドベアの方が絶対おいしいので、それ以上を期待して食べちゃダメかも。お祝いの雰囲気を味わう記念商品として楽しむのがベストなんだろうな。
・やはりHARIBOは「ゴールドベア」
最初発見した時は、1袋で様々なケーキの味が楽しめる夢のようなグミかも!? と思ったけど、実際はそうはいかなかった。「ケーキアソート」は果汁じゃなくて香料でケーキ感を出してるから、味の精度に限界があるのかもしれない。結局通常の「ゴールドベア」ばかり食べちゃったよ。
そもそも「ゴールドベア」が完成しすぎてるから、「ケーキアソート」同じ土俵に上げたこと自体ナンセンスだったかも。なんたって100年もの長い間世界中で愛されているグミなんだしね。
「ケーキアソート」自体は少し前から存在しているが、KALDIやプラザでは最近売り出したみたい。絶対買うべきおいしさ……とかではないがなかなか無い味ではあるので、気になる人は是非試してみてほしい。
なにはともあれ、ゴールドベア100周年おめでとうございます!
参考リンク:HARIBO、カルディ「ゴールドベア ケーキアソート」
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.
▼ブラックフォレストケーキは、ドイツ生まれのチョコレートとチェリーを使ったケーキだそうです!
▼この白い見た目でラズベリードーナツ味はおもしろすぎる