最初は特に興味がなかったとことも、何度も繰り返されると気になって来るのが人間の性(さが)である。その法則にまんまとハマり、最近私、P.K.サンジュンが気になっていたのが、セブンの『甘酸っぱい苺とルビーチョコの濃厚テリーヌ』だ。
SNSを見る限り「満足感がヤバい」「リピート確定」「ようやく買えた」……などと絶賛の嵐! というか、どんだけぇぇぇええええ!! そこまで言うなら食べてみようじゃないか、そのテリーヌとやらを。
・テリーヌの1人勝ち
冒頭でもお伝えした通り、現在「めちゃハピいちごフェア」と題した いちごキャンペーンを展開中のセブンイレブン。ホームページによると、クレープやシュークリームなど10種類以上の商品を展開しているが、ズバ抜けて評判がいいのが『甘酸っぱい苺とルビーチョコの濃厚テリーヌ』である。
もしかしたら私のSNSだけかもしれないが、なんなら他の商品の情報はほぼ皆無。『甘酸っぱい苺とルビーチョコの濃厚テリーヌ』だけが1人勝ちしているかのような状況だ。そこまで言われると気になって来るやん……!
セブンによると『甘酸っぱい苺とルビーチョコの濃厚テリーヌ』は「甘酸っぱい苺ゼリーとルビーチョコがマッチした濃厚なテリーヌ。甘味と酸味のバランスにこだわりました」とのこと。要するにチョコのテリーヌに苺ゼリーがのった商品なのだろう。
というわけで、近所のセブンに直行! その時点で『甘酸っぱい苺とルビーチョコの濃厚テリーヌ』は残り2個だったため、やはり人気の商品なのかもしれない。なお、価格は1つ237円だ。
・食べてみたら……
SNSに踊らされるがまま辿り着いた、濃厚テリーヌ。1口食べ、2口食べ、そして全てを食べ終えた私から一言だけ言わせてもらおう。
「どんだけぇぇぇぇぇえええええ!!!!!」
残念ながらこの「どんだけー!」は決してポジティブな「どんだけー!」ではない。率直に申し上げれば「言うほど美味しいかね? どんだけ?」の「どんだけー!」である。
・理由は明白
味覚は個人差が大きいので『甘酸っぱい苺とルビーチョコの濃厚テリーヌ』が刺さる人も少なくないことだろう。ましてや評判の商品なので逆張りするのは勇気がいる。ただ個人的には「どんだけ?」と感じずにはいられなかった。
最大の理由は、甘酸っぱいハズの苺のゼリーが甘すぎたこと。甘はメチャメチャ感じたが “ずっぱい” はどこに置いてきてしまったのか? 結果的に甘味と酸味のバランスが取れているとは感じられなかった。
ルビーチョコはねっとりとした食感と濃厚な口当たりで、こちらは評判通りの美味しさなのだろう。ただルビーチョコ単体は鼻血が出るほど濃厚なので、やはり「ゼリーで上手くバランスをとって欲しかった」というのが正直なところだ。
・自分を信じろ
SNSに限らず、何かをきっかけに興味を持つことは素晴らしいことである。……が、最終的な評価を下すのは自分自身──。決して美味しいと言っている人たちを否定しているワケではなく、私個人が「どんだけ?」と感じたことを重ねて強調しておきたい。
とにもかくにも、今年も多種多様な情報に流されつつトライ & エラーを繰り返し、最後は自分を信じて様々な情報をお届けしていきたいと思います。常に脳はフレキシブルに是々非々! 2023年もどうぞよろしくお願いいたします。
参考リンク:セブンイレブン公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.