初売り行列のメッカ・銀座。2023年1月2日朝、初売りとなる松屋銀座や銀座三越には長蛇の列ができていた。昨年も2日に銀座に来ている私(中澤)としては、人通りがほとんどない早朝、遠くからも見える人の列は銀座の正月という感じがする。

で、なぜ昨年銀座に来たかと言うと、『ユニクロTOKYO』が販売した福袋を買いに来たから。限定50個だったからか、店内をダッシュで駆け抜けるダッシュ者も登場するなど、その争奪戦っぷりはなかなか印象的であった。だが、今年はもっとヤバそうだ

・ヤバそうな理由

なぜなら、2023年ユニクロTOKYOの福袋は2日と3日に1日限定30個の販売。去年は2日と3日合わせて50個だったので、総数自体は増えているが、本日の在庫は20個減っているのである

昨年は、並んでる人自体は少なかったからなんとかなったが、それでもオープン前に30人はいた。これで行列が30人を超えてくると争奪戦の混乱も増しかねない。そこで少し早めに行ってみた。オープン30分前の10時30分、現地にいるのは10人くらい。

・と思いきや

30分前でこの人数なら混乱があってもゲットできるだろう。なにせ、ダッシュ者が先に買っても福袋は残るわけだから。と思いきや、次々と集まってくる人。結局、オープン直前には80人くらいになった。昨年よりオープン待ちが倍以上多い。

こうなってくると、行列になっていないのが非常に不安である。ハナから順番とか存在していないのだから。ことここに至ってはもはや確実にゲットする手段なんて走るくらいしかないのではないだろうか。私ですらそう思う。

・ダッシュ者現る

そんな中、ユニクロの初売りの扉が開く。私は福袋から遠い側の扉の真ん前にいたが、アルコール消毒をしている時に、目の前を小走りで人が駆け抜けていく。やっぱり出た! ダッシュ者!!

その流れにつられてか、他数人も入店した後、小走りに。私も目の前でダッシュされるのはさすがに気が急いた。もはや、入店した人は余裕で30人を超えている。しかし、冷静になって考えると、マナーを無視してまでゲットする必要はあるのだろうか。

確かに、限定30個の2023年のユニクロ福袋が気になることも確かである。福袋特集という仕事の一環でもあるし、入手できたら記事的にも熱いだろう。だが、人をイラつかせてまでなりふり構わず欲しいかと言うと、別にそこまでではない。トライして無理だったら仕方ないで終わりだ。

・検証

そう考えると、他人を押しのけてまでめちゃくちゃに欲しい人がいるなら、むしろその人にあげたい。そこまで思う人はきっと並々ならぬ事情に違いないからだ。不治の病の恋人が死の床でユニクロ福袋の中身を見たいと言ってるとか。そこであえて誰も追い抜かさないよう注意しつつゆっくり歩いて売り場に向かったところ……


普通に買えた

昨年は一瞬で売り切れていたMサイズも普通に残っている。どうやら、オープン待ちには福袋狙いじゃない人も多数いた様子。なんだったんだあのダッシュ者たちは。さて置き、ユニクロ福袋の中身は以下の通りでした。

・ユニクロTOKYO福袋2023(税込み5000円)の中身

大香ハンドケアセット
銀座ウエストバタークッキー
マロニエゲート銀座2&3のクーポン500円(2023年1月31日まで)
ユニクロフラワー引換券
ユニクロコーヒー引換券
UTme!オリジナルTシャツ作成
銀座Tシャツ
銀座ものひと繋ぎプロジェクトキーホルダー
LOVE GINZAトートバッグ2023

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼個人的には、銀座Tシャツが気に入った

▼腕にワンポイントついてるのが良いね