そんなことみんな知っているだろ……と思っていたのだが、どうもそうではないっぽいので念のため記事にしておく。年越しそばだけでなく、普通のそば、ならびにうどん、ラーメンにも応用できる万能テクだ。
ちなみに私は遠い昔に蕎麦屋で修行し、調理師免許も取得した蕎麦屋出身のしがない料理好きライターである。現場で教わったことを伝授したい。
まずはいつものように蕎麦を作ってほしい。たっぷりのお湯で、正確な時間、ゆであげよう。スーパーで買ってきた海老天などは、コンロの魚焼きグリルなどでカラカラに焼いておこう。ただし焼き過ぎには要注意。
そして蕎麦をどんぶりに入れ、そばつゆを注ぐ段階になると思うのだが……
まずはこうなる。
しかし、ここからがポイント。
麺をリフトして、畳むように戻してあげると……
こうなる。
この違い!!! これがプロの現場で教わった「劇的に美味しそうに見せるコツ」である。ぜひとも年越しそばにも応用していただきたい。
なお、このテクを使いながら、スーパーの海老天を2本使い、天そばを作った結果がこちらである。
いかがだろう。お店の天そばにも見えやしないか。
見栄えよければ、味も良くなる。手間の時間的には、たった3秒。それだけのことでお店のようなお蕎麦になるのだから、やらない手はないだろう。ぜひともマネしてほしい現場からのテクニックである。良いお年を!
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
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