グンマー帝国(群馬県)の名物といえば『焼きまんじゅう』。グンマーの代表的なおやつであり、帝国民の私(古沢)も愛してやまない絶品である。

そんな焼きまんじゅうのことをグルメライターであるにもかかわらず全然知らないヤツがいるらしい。信じられん、誰だソイツはッ!! 今日は私がみっちり教えてやる!!!


・「焼きまんじゅう」ってどんな食べもの?

「焼きまんじゅう」とは、餡(あん)の無い まんじゅうに味噌ダレがたっぷりかかったグンマー帝国民のソウルフードだ。甘じょっぱい味で、こんがりふわふわな食感がやみつきになること間違いなし。

江戸時代から庶民の味として親しまれており、ここ群馬県高崎市にも数多くの焼きまんじゅう屋が存在する。


……さて、そろそろヤツが来るころだな。15時に待ち合わせをしたのだが……。


\お〜〜〜い!/


\ふ〜〜/


\る〜〜/


\さ〜〜/


\わッッ!/


\焼きまんじゅう食わせんかいッ!!/


古沢「仕方ねえな、佐藤。焼きまんじゅうも知らねえでグルメ気取ってんじゃねえぞ」


古沢「ついて来い」


・「CAFE高崎じまん」でおやつタイム


というわけで当サイトの佐藤記者を連れてやってきたのが、焼きまんじゅうショップ「CAFE高崎じまん」。バリエーション豊かな焼きまんじゅうを楽しめてウマいと評判の店だ。


メニューはこんな感じ。伝統的な焼きまんじゅうはもちろん、おまんじゅうをカラッと揚げたニュータイプもあるぞ。今回は基本の『高崎焼きまんじゅう(税込210円)』と揚げまんじゅうの『カリッときなこ(税込240円)』をオーダー。


ククッ、実はこのコンビネーションこそ至高。ふわトロの焼きまんじゅうで佐藤のガードを崩したあと、私イチオシの揚げまんじゅうを一気に叩き込んで虜(とりこ)にしてやる……。さあ、佐藤よ。おまえもグンマー帝国民となるのだ!!


約5分後……。



佐藤「うひょーー! これが群馬名物の焼きまんじゅうか〜!! カーッ、いい香りだなオイッ! 串に刺さってるのがまたいいじゃないの! 早速いただいちゃいま〜〜す!」



\ムニュ/



!!


佐藤「ウンマッ……」


古沢「……どうだ、佐藤。グンマーの名物はおいしかろう、うん?」


佐藤「くっ……、否めねえ。侮っていた……。おいしいと言わざるをえん。ふわもちの生地に甘じょっぱいタレがよく合うなコレ。うめえ、うめえ」



古沢「ククッ……ほーらほらほら、今度はこっち。こっちも早く食べて」


佐藤「き、貴様! ちったあワシのペースも考え……あッ!



佐藤「美味そう〜〜〜〜〜〜〜〜!!」



古沢「おやおや、どうしたんですぅ? そんな恍惚(こうこつ)とした表情を浮かべて」


佐藤「ワシ、きな粉が好きで……も、もう我慢できないぃぃぃ〜!!!」



\カリッ/



佐藤「むぐぅ! コ、コレ……しゅ…しゅごぉぉいぃぃウマいぃぃぃ!!! こんなおまんじゅう初めてえぇぇぇ……」


……


……


……そう、伝統的な焼きまんじゅうはもちろんのこと、この揚げまんじゅうもまた絶品なのだ。焼きまんじゅうと同じく餡は入っていないが、ほどよい甘さのきな粉が生地と混ざり合う食感はとにかく最高。ちなみに、私も揚げまんじゅうの『カリッときなこ』が大好物。すぐにおかわりしたくなるくらいウマいぞ。

とにかく、今回の結果からグンマー帝国民のソウルフード「焼きまんじゅう」は東京のスイーツ大好きオッサンを魅了することが明らかになった。もし、焼きまんじゅうをまだ食べたことがなければ是非! ちょっぴり肌寒くなってきたこの時期にピッタリだぞ〜。


・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 CAFE高崎じまん
住所 群馬県高崎市八島町46-1 高崎オーパ7F
時間 11:00〜23:00(L.O.22:00)
休日 施設に準ずる

執筆:古沢崇道
Photo:RocketNews24.
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