普段は行かない “セレブなスーパー” では、どんなお蕎麦が売っているのだろう? ということで紀ノ国屋に行ってみると、「KINOKUNIYA」マークが描かれた紀ノ国屋ブランドのお蕎麦が売っていた。ハハーッ!

商品名は『御そば(おそば)』。価格は税込691円で3束入り。1人前230円は、これまでの最高額、ディーン&デルーカで購入した『信州戸隠そば』の1人前216円を抜いて第1位。さすがは紀ノ国屋である。ハハーッ!

紀ノ国屋オリジナルの商品であるが、パッケージの裏面を見てみると、製造者は「東亜食品工業」なるメーカーであった。また、国内産そば粉と北海道産小麦粉「ゆめちから」を使用しているのがウリらしい。これは期待……!


デカい鍋に1リットルの湯を沸かし、


4分ほど茹でれば……


ハイ完成。


して、そのお味は──


私は「おや……」と首を傾げた。美味い。もちろん美味いのだが、一切の忖度(そんたく)なく告白すれば、期待していたほどではなかったからだ。

パケ裏に「味わい、香り、歯ごたえ、のどこしの良さが自慢の逸品です」と書いてある通り、それらは一応満足いくレベルではあったが、「最高額の蕎麦か」と聞かれたら「ウ〜ン……」。なんというか、“普通” なのだ。


家そばか外そばかで言えば、ギリギリセーフで外そば判定。しかし、この価格であれば、もう少しだけでもインパクトのある、記憶に残る蕎麦を体感したかったというのが正直なところ。セーフではなく、セレブな味の蕎麦を食べたいな。


執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24