おっす! オラ佐藤!! 野菜大好きなおっさんだ。さて、今回は東京・赤坂にトンデモねえお店ができたっつうことで、さっそくお店に行ってみたら、オラびっくりしたぞ!

肉野菜炒め専門店「ベジー太」って名前の店だ。このお店は卓上に「ギャリック砲」が置いてあるんだ。マジかよ! よっしゃ、オラもギャリック砲をかましてみっか!!

・ベジ郎に続いて

ベジー太は2022年4月28日赤坂に総本店を、6月17日には川崎に2号店をオープンしている。今回訪問したのは赤坂のお店だ。


肉野菜炒めの専門店といえば、八百屋直営「ベジ郎」がその火付け役。ベジ郎は渋谷に総本店、池袋の2号店を構えている。


先駆者ベジ郎にとってベジー太はライバルってことになるんだけど、こうして野菜炒めシーンが盛り上がるのは良いことじゃないかな。もっともっと野菜を美味しく食べられるお店が増えてほしい。個人的にそう思っている。


・卓上にギャリック砲!?

ベジー太のメニューはシンプルだ。肉野菜炒めの味を「豚骨醤油」「柚子胡椒ポン酢」「辛味噌豆板醤」の3種から選ぶ。ついで野菜・肉の量、それからトッピングを選ぶ。

基本の定食(税込680円)は肉野菜炒めは270グラム。野菜マシ(+120円)は80グラム増し。野菜マシマシ(+170円)は160グラム増し。肉の量もマシ(50グラム +100円)、マシマシ(100グラム +200円)が用意されている。

私は豚骨醤油の定食を野菜マシ(税込800円)でお願いした。


席につくと、ラーメン屋さんでお馴染みの食べ方指南が目に入った。何? 「まずはそのまま食すべし」か。どこのお店でもそう書いてあるよね。


え? 2つめに変なことが書いてあるぞ。


「卓上のギャリック砲(フライドガーリック)」だと!?


あ! これか? ギャリック砲というのは。


手書きの文字がかわいい。さすがベジー太、やっぱギャリック砲がないとね!


のちほど使わせて頂くとしよう。豪快にぶっ放してやる!


・ギャリック砲をぶっ放す!

こちらが定食です。ご飯にスープ、肉野菜炒めの3品。定食はこういうのでいいんだよ!


ベジ郎の定食と比べると値段設定は近いものの、ベジ郎の場合は野菜炒めの量が基本で400グラム。野菜マシ(+100グラム)は無料。つまり500グラムまで追加料金がないので、ベジ郎の方がお得ではある。


八百屋直営の定食屋だけあって、安く野菜を提供できる強みを生かしている。量の点ではベジ郎に分(ぶ)があるかも……。


ベジー太に話を戻そう。野菜炒めはもやしたっぷりで、醤油の香ばしいかおりが食欲をそそる。


まずそのまま食べるとニンニクの辛味がガツン! と効いている。スタミナの欲しい夏の時期には持ってこい! ひと口食べただけで元気が出そうだ。


ご飯との相性もバッチリ! 羽釜炊きのふっくらご飯に乗せれば、箸が止まらない! グイグイと食っちまうよ。


さあ、お待たせしました! ギャリック砲の登場です!!


豪快にぶっ放すぞ~! と思ったら……。


あら? スプーンで振りかけるスタイルなのね。


フライドガーリックをかけ過ぎたら困るから、スプーンを入れてるんだろうなあ、うん。お店のやさしさだな。


では、改めてギャリック砲、行くぞ~!

サラサラサラ~~……


本家ベジータのように「豪快に炸裂!」とはいかなかったけど、味に力強さが増して、最後まで美味しく食べることができた。


ベジー太の誕生により肉野菜炒めシーンは盛り上がってきていると見ていいだろう。さらにお店が増えて、どこでも手軽に野菜炒めを食べられるようになることを願っている! 野菜大好き~!


・今回訪問した店舗の情報

店名 肉野菜炒め専門店 ベジー太 赤坂総本店
住所 東京都港区赤坂2-10-16 赤坂スクエアビル 1F
時間 11:00~21:00
定休日 日曜・祝日

執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24