あけましておめでとう~~! …………って、あれ? もう年が明けてから半年も経ってたわ(笑)、メンゴメンゴ! ということで、半年ぶりのせんべろだよ~ん! みんな~、お待たせ~!! 元気してた? サマーをエンジョイしちゃってる?

久々のせんべろは原点回帰! 初心忘れるべからずっつうことで、業務スーパー(酒 &業務スーパー)でせんべろしちゃうゾ! 張り切って行っちゃうゾ! みんなちゃんと最後まで読んでくれよなッ!!

・業務スーパーのせんべろで丸亀再現!

改めてせんべろを再開するに当たって、2022年は「佐藤のせんべろクッキング シーズン2」と位置づけたい! 当然内容もパワーアップしてお届けするので、そのつもりでついて来てほしい!!

で、シーズン2の1発目は冒頭でもお伝えしたとおり業務スーパーである。1000円以内で酒と食材を調達するだけではなく! なんと丸亀製麺を再現しちゃおう! という試みだ。


なぜ丸亀なのか? それには理由がある。皆さんは丸亀でこんな経験をしたことはないだろうか? 「ねぎや天かすをいっぱい取りたいけど、ほかのお客さんの手前ちょっと気が引ける……」。そんなもどかしさを解決するのが今回のせんべろだ! ぜひとも参考にして頂きたい。では買ったものを紹介していこう。


■酒屋が真面目につくったチューハイ STRONGレモン(アルコール度数9% 350ml) 税別83円


■業務用天かす 1キロ 税別498円


■業務用青ねぎ 500グラム 税別178円


■白すりごま 税別78円


■おろし生しょうが 税別78円


■うどん(ゆで) 税別20円 × 4個


以上、9点の合計金額は……


税別995円! (税込1075円)


ではコレでせんべろ行っちゃうよ! 見事すぎる丸亀再現をとくとご照覧あれい~ッ!!


執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24

皆様、ご無沙汰しておりました。せんべろの佐藤です。「せんべろはまだか」「佐藤のせんべろはどうなっているんだ」などのお問い合わせを頂きまして、誠にありがとうございます。年明け以降、充電期間を経て、ようやく復活でございます。


では、参ります!!


半年間の気合いを込めて!


こ~~んに~~~ちわ~~~!!!!


こ~~~~んに~~~~~ちわ~~~~!!!!!!


はい! やって行きましょう。シーズン1の後期は結構テンション下がってきてたんだけど、今日はやる気があるぞ!


今回の丸亀再現に欠かせないバットを用意します。大き目のものが2つくらいあると良いね。


さあ、まずはコイツからだ! 今回の買い物で1番高かった天かす。メインのうどんよりも高いでやんの。


こいつをね、バットにね……。


オラーーーーーーーーー!


全部出したれ!


よ~し、このサイズのバットでちょうどよかったな。


ヨイショ! 天かすの準備OK!!


次はねぎね。


やべえ、中身が溶けて汁が出てきてる!


ねぎの汁が! ねぎの汁が~~!!


もったいねえ、飲んじゃえッ!


ねぎ汁、滴り落ちるねぎ汁!


う~ん、めっちゃくせえ! ねぎ臭くて堪んない!


はい、こいつもバットにジャーッと開けちゃいます。


水がスゴイな。あとで水を切ろう。


お次はしょうが! これもこの小さいバットに全部出すよ。


ブチューッと!、ブチューーーッと!!


絞り出す、全部絞り出す!


このヤロウ! さっさと全部出んかい!


出たか? 全部出たか?


出ました、出し切りました! ……ってヨシオ(撮影係)、しょうがを撮れよ。イチイチ接写すんなって何度も言ってるだろうが! ニヤニヤしながらiPhone持って近づいてくんな!!


それから次はごま、すりごま。


これは調味料入れに入れてしまいましょう。こうしておけば、今後も使えるしね。


サラサラ~~。


よし、OK!


そんじゃ、うどん茹でるぞ! 熱湯にぶち込みだけじゃいッ!


あれ? 見えない! 前が見えない!! 誰か~! 誰かいませんか~!


アチッ! 湯が跳ねた!! アチチ! 前が見えんからびっくりするやろがいッ!


おいコラ、お湯! 不意打ちは卑怯だろうが!


ちゃんと前振りしてから、リアクションを求めんかい、コラ!


……ってお湯に切れてもしょうがないよね。うどん、茹でま~す。


4玉全部入れちゃった。茹で時間は何分だったかな? 適度にほぐれれば良いよね。


お、もうイイ感じ。


どう? ウマそうでしょ? こいつを水でキュッとしめて、頂きますよ!


アヂッ! うどんが跳ねた!


熱いだろうが! 前振りしろって言ったばっかりだろうが、コラ!!


マジでふざけんなよ、「仏の佐藤」もさすがに切れるぞ、コラ!


なんとか言わんかい、コラ!!


まあいいや、うどんを水でしめま~す。


おお、アツアツだ。やけどしちゃうから、よそ見しないようにしないとね。


ジャー!


ジャー!


ジャー!


ジャー!


ジャー!


ジャー!


お、気づいたらお湯がなくなってたわ。さて、これでうどんを流水でしめましょう。水を流しながら、麺のぬめりを取ります。


この感触、気持ちイイ!


あ~、気持ちイイ! ああ~気持ちイイッ!!


気持ち、いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!


そんでザルで水を切ってね……。


丼に移しましょう。


ヨイショっと!


ヘ~イ! ナイスキャッチ!!


あ、この距離で丼からはみ出すって、マジでありえねえ。自分でもビビるわ。


準備完了! ゆで立てのうどんと取り放題の薬味! これもう丸亀でしょ!! 完ぺき丸亀製麺でしょ!


では、さっそく丸亀スタイルで頂きましょう~! まずは天かすを……。


ザーッと! こんだけ大量に乗っけても誰にもイヤな顔されない!! 最高です!


もう一丁、ザーッ!!


ねぎもたっぷり乗せちゃうよ!


ヨイショっと。そこはかとなく漂う二郎感。いいねいいね!


しょうがも塊でドン!


最後はすりごまじゃい! 必殺技をお見舞いしてやるッ!!


スペシャル!


ローリング!


サンダー!


ウルトラ!


エキセントリック!


エキゾチック!


コケティッシュ!


すり!


ごま!


かけーーーーーーーーーッ!!!!


シャーーーーーー!


シャーーーーーーーーー!


完成しました~! 俺流丸亀スタイルせんべろうどんでございます~!!


よっし、頂きましょ~!


ほら、これ見て!


麺がもっちりとしてウマそうでしょ。麺? メン? めん?


ラーメン!


つけ麺!


僕……


イケメン!



では食べます!


いや待った。つゆをかけてなかった。


では……。


あ、せんべろなのに酒飲んでなかったわ。いかんね、久々で忘れてる


よっしゃ、今後こそ! 頂きます~~!!


う~ん、最近のチューハイは飲みやすいよねえ。度数9%なのにめっちゃ軽い! ジュースみたいだ。


今度こそ食うよ。


思いっきり食らう!


うんうん、悪くない。さすがに丸亀には勝てないけどね、1玉20円にしては上出来。


薬味たっぷりだから食い甲斐もあるし、満足度は高いと思うなあ。


1000円で4食分でしょ、悪くないと思うんだよねえ。食欲の落ちる夏場に、さらりとうどんを食うのはアリなんじゃないかなあ。


うん、酒も進むってもんだ。


あ! あと3食分もあるから、あいつらに食わせてやるか! 我ながら、ナイスアイディア!!


よ~し、呼びに行くぞ! おまえら~!! うどん食うか~?


あひるねこ「呼んだか?」


佐藤「「呼んだか?」じゃないだろ、「お呼びですか?」だろ。まあいいや、コレ着ろ」

あひるねこ「そっちこそ、「着て頂けますか?」だろうが」

佐藤「うるせえ、着ろ」


中澤「呼びました?」


佐藤「じゃあ、星児はこれ」

中澤「着るんすか?」

佐藤「頼む、一生のお願いだ」


砂子間「何か手伝いましょうか?」


佐藤「さすが砂子間、オフでは死ぬほど丁寧。誰かと違ってできたやつだよ。コレ着て」

砂子間「はい!」


佐藤「ごめん砂子間、やっぱこっちがいいや」


佐藤「よ~し、全員着たな」

あひるねこ・中澤・砂子間「…………」


佐藤「じゃあ、みんなでうどん食うぞ。配っていくからな」


佐藤「はい、あひちゃん」


佐藤「はい、星児」


佐藤「はい、砂子間」


佐藤「はい、じゃあ丸亀スタイルで薬味は好きなだけ取っていいからな! まずあひちゃんから行こう。はい、天かすを取って」


佐藤「ねぎを取って」


佐藤「しょうがを取って」


佐藤「すりごまを振りかけてね」


あひるねこ「これで食っていいですか?」


佐藤「待たんかい! なんだそれ、うどん食う気あるんか?」


佐藤「好きなだけ取っていいって言ってるだろうが!」


佐藤「舐めてんのか! うどん舐めてんのかコラ!」


佐藤「好きなだけ薬味取っていいって言ってんだから、もっと取らんか~い! ワレ!!」


あひるねこ「好きなだけ取ったのに、この仕打ち。マジでクズだな」


佐藤「あひちゃんよ、遠慮せんでもええんやで?」


佐藤「はい、やり直し」

あひるねこ「何をやり直しさせられているのか」


あひるねこ「こうですか? これでいいですか?」

佐藤「よしよし、しっかり食うんだぞ」

あひるねこ「執拗にまんじゅうを勧めてくる田舎のばあちゃんみたいだな」


あひるねこ「ねぎもドン。しょうがもドン。これでいいですか?」

佐藤「やればできるじゃん!」


佐藤「はい、次は星児ね。遠慮すんなよ」

中澤「なんか怖いな……。こうですかね」


中澤「ねぎはこんな感じで」


中澤「しょうがとごまはこれくらいで」


佐藤「お~い! ちょ待てー!! 少ねえんだよ! 薬味が少ねえんだよ! ペナルティだッ!」


佐藤「星児! うどん舐めんなー!」


中澤「ハウッ!!」


中澤「ほんま、すんませんでした。ワンチャンください」

佐藤「仕方ない、1回だけだぞ」


中澤「天かすのせて~」


中澤「ねぎのせて~」

佐藤「うんうん」


中澤「ごま振りかけて~。こんな感じっすかね」

佐藤「いいぞ、いい。実にいい」


砂子間「じゃあ、最後は自分が」


砂子間「失礼します」


砂子間「じゃあまずは天かすを」


砂子間「次はねぎを」


砂子間「それからしょうがですね」


佐藤「ごまはここにあるからな」

砂子間「ありがとうございます」


砂子間「じゃあ、ごまを振りかけて」



佐藤「おい、さっきの2人を見てただろうに。なんだよ、その気持ちの入ってない薬味の盛り方は。ペナルティだな!」


佐藤「歯食いしばれ!」


佐藤「もっと気持ちを込めて薬味を盛らんかい!」


砂子間「ハウ!」


砂子間「……ってなると思ったら大間違いだコラーッ!」


砂子間「ぬぬぬぬぬぬ……」



砂子間「ぬーーーーーーーん!」

佐藤「ひぃいいいいいいい!」


砂子間「後ろ向け!」


砂子間「往生せいや!」






砂子間「天罰てきめん!」


砂子間「マサヌキファイヤーーーーー!!」


砂子間「俺の!」


砂子間「うどんだけ!」


砂子間「少ねえええええええええええええええ!!!!」


佐藤「盛り分けに失敗したーーーーーーーー!」


佐藤「すまん、正貫。お前のだけ少なくなって」

砂子間「今回は許す。次はないぞ」


佐藤「じゃあ、これまでのことは水に流して、みんなでうどん食おう」

あひるねこ「それはこっちのセリフだ」

中澤「最近はこんな感じで茶番でやってるんすか?」

佐藤「割と手間と時間がかかるんだよ」

砂子間「結局、僕は少ないままなんすね」


全員「いただきます!」


\\\ みんなで食べるとおいしいね ///


うどん大好き~~!!!!


佐藤「はい、終わり。さっさと片付けようぜ」

あひるねこ「スイッチ切るの早ええ!」

中澤「オンとオフのギャップがすごい」

砂子間「僕よりうどん多く食ってるクセに」


おしまい!


執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24