中高年のおっさんのみなさま、大変お待たせ致しました。44歳の私、P.K.サンジュンが『東京おもちゃショー2022』にて “おっさん殺し” のアイテムを発見してきましたよ。そう、男の子ならば誰もが1度は遊んだことがある『チョロQ』です!

ほら、チョロQって「ゼンマイで動くだけでしょ?」と思っていませんか? 実は私自身もそう思っていたんですが、ハッキリ言って最新版のチョロQはヤバいです! 激ヤバです!! おそらくあなたもチョロQの予測不能な動きにド肝を抜かれることでしょう。

・絶対に1個は持ってた

1980年代に大ブームを巻き起こしたチョロQ。名前の由来は「チョロチョロ走るキュートな車」だってご存じでしたか? 私はまだ幼かったためチョロQブームの記憶はないのですが、発売開始から1年で累計販売台数が1000万台を突破したと、Wikipediaに書いてありました。

ブームにはブチ当たらなかったものの、私も何台かは持っていた記憶がありますし、たぶん男の子なら1つくらいは買い与えられていますよね? きっと多くの少年たちが、絵本をジャンプ台にしてチョロQで遊んでいたに違いありません。

・真っすぐだけじゃない

で、そのチョロQはゼンマイ式のおもちゃなので、基本的な動きはシンプルそのもの。車体を後ろに引いたら直進する、これだけです。チョロQってそういうものですし、シンプルな動作もチョロQの魅力の1つなのでしょう。


……が!


『東京おもちゃショー2022』で発見した最新版のチョロQは、これまでのチョロQの概念をぶっ壊す「究極のチョロQ」と断言できます。公式でも「Q極進化」を謳っていますが、そのキャッチコピーに偽りはありません。

どういうことかというと、最新版のチョロQは「真っすぐ走るだけではない」ということ。もちろん真っすぐにも走るんですが、ゼンマイを巻く回数(車をバックする回数)で動きが変わるんですよ。

・変幻自在

詳しくは公式動画をご覧いただきたいんですが、2回引くとターン、3回引くとバックスピンするんです! 目の当たりにした瞬間は思わず「ホゲェェェエエ!!」って声が出ましたよね。だってチョロQが真っすぐ以外の動きをするんですよ?

しかも、最新版のチョロQは「プログラミングモード」が搭載されているというから、驚くしかありません。お父さん方、いや……おっさんたち。チョロQがプログラミングですってよ? そりゃ子供のなりたい職業がYouTuberにもなりますわ。

そのプログラミングモードは、自分のチョロQに好みのアクションを覚えさせられるという優れもの。我々の知るチョロQはここまで “Q極進化” したんですねぇ。おっさん、胸アツでございます。

そしてさらにさらに! なんと別売りのコントローラーと連動させるとチョロQを操れてしまうんです!! もはやラジコンです!! チョロQの概念すらぶっ壊れかねませんが、最新版のチョロQはガチで激ヤバ! 私、スゴすぎて失神KO寸前でございました。


ちなみに最新版のチョロQのイメージキャラクターは、錦鯉のお二方が務めるそう。なんでも長谷川さんは小学生の頃に参加した「チョロQ爆走レース」でチャンピオンに輝いた経験があるとのことです。へーへーへー。

とにもかくにも、最新版のチョロ級は実にヤバい! チョロQでありながらチョロQではない!! 令和4年、新たなるチョロQブームが巻き起こる……かもしれません。

参考リンク:チョロQ公式サイトWikipedia
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼引く回数で動きが変わる!

▼プログラミングも可能!!

▼もはやラジコンやんッッ!!!!