
3月2日はご当地レトルトカレーの日らしい。マジかよ。そんな記念日あったのか。調べたところ、どうやら制定したのは「一般社団法人ご当地レトルトカレー協会」のようだ。ん? なんか聞いたことがあるな……? あっ!
ご当地レトルトカレー協会って、以前取材したご当地レトルトカレーマニアの猪俣夫妻がやってる協会じゃなかったっけ? そこで夫妻が経営する浅草の『カレーランド』に行ってみた。
・カレーランドとは
北海道から九州まで日本全国のご当地レトルトカレーが揃うセレクトショップ『カレーランド』。所せましと並べられたご当地レトルトカレーの数々は全て夫妻が実食して地方から発掘してきたものだという。
そのセレクトはディープで、普通の人だったらほとんどの品が初遭遇になるのではないだろうか? ゆえに、冒険的な意味でも興味深いスポットと言える。そんな店の詳細については以前の記事をご確認いただくとして、カレーランドに行ってみたら普通に猪俣夫妻がいた。
・制定しました?
当たり前である。従業員はこの2人しかいないのだから。そこで単刀直入に聞いてみた。3月2日にご当地レトルトカレーの日っていうのがあるんですが……
猪俣早苗さん「ありますね」
──制定しました?
猪俣早苗さん「しました」
制定していた。
こんなに制定した張本人がハッキリと判明する記念日って他にあるだろうか。少なくとも、私(中澤)にとっては初めての体験である。テンション上がるわー。
・なんでこの日なのか
でも、なぜ3月2日なのか。ご当地レトルトカレーに何もかかってない気がするのだが。せっかく目の前に制定者本人がいるので聞いてみたところ……
猪俣早苗さん「例えば、レトルトカレーの日って『ボンカレー』の発売日なんですけど、ご当地レトルトカレーってここから始まった的な商品が無いんですね。なので、カレーの日(1月22日)、レトルトカレー(2月12日)の並びに続く形で3月2日にしました」
──なぜ制定しようと思ったんですか?
猪俣早苗さん「レトルトカレーとご当地レトルトカレーって目的が違うものだと思うんですね。手軽さから始まってるレトルトカレーに対して、ご当地レトルトカレーは地域に想いを馳せましょうというものが根幹にあります。そこで記念日を創ったら1つのジャンルとして分かりやすいかと思いました」
・記念日の制定について
──記念日の制定って簡単なんですか?
猪俣早苗さん「A4用紙1枚に趣旨とか書いて記念日協会に提出するみたいな感じでした。認定されると登録証が送られてきます」
──ロケットニュース24の記念日も創ろうかな。
猪俣早苗さん「ただ、お金は結構かかりますよ? 更新料とかはありませんが、私たちの時は登録料が10万円くらいだったと思います。記念日協会のサイトにも書かれてるんですが、今だと登録料は1件15万円ですね。年に2日だと25万円で3日以上だと30万円+1日毎に5万円みたいです」
──なるほど。ロケットニュースの日は一旦保留にします。
思いがけず、肉の日とかがめっちゃ頑張ってるってことが判明した。まあ、ある程度ハードルは高くないと、いたずらに登録する人とか出てきそうだしな。
というわけで、記念日ハードルすら越えたガチのご当地レトルトカレー協会代表理事・猪俣早苗さんに最近のオススメを聞いてみた。
・屋久島フィッシュカレー(税込み1200円)
猪俣早苗さん「ココナッツが大丈夫なら『屋久島フィッシュカレー』はオススメです。トビウオのカレーと聞いたので、「あごだしかな」と思いきや、それだけじゃなくて身もゴロッと入ってました。焼き魚なのがまたカレーに合ってます」
・大分パセリカレー(税込み880円)
猪俣早苗さん「パセリってお肉料理にちょっと乗ってるイメージしかなかったんですが、このカレーはグリーンカレーに見えるくらいパセリが入ってます。それでいて、生ほど香りにキツさがないので、初めてパセリの味を知ったような気持ちになりました。今、1番好きな野菜を聞かれたらパセリと答えます」
・KOICURRY(税込み850円)
猪俣早苗さん「これはうちが監修したものなんですが、鯉を使ったカレーです。鯉の肉ってちょっと泥臭さがあるイメージなんですが、育て方によって違って、『KOICURRY』の肉は泥臭くないと思います。ゴロッとした身が入って骨まで使った鯉の美味しさを味わえるカレーになってますのでぜひ」
──とのこと。実際、私も3つを食べてみたところ、変わり種でありながらどれも本格的な味でしっかりウマイところはさすがのセレクト。
強いて言うなら、サラサラなインド風が好きな人は『屋久島フィッシュカレー』がオススメだ。クリーミーな口当たりの良さと後からくる辛さ、そして焼きトビウオの味のバランスがとても良い。カレーソースはインドっぽいのに、円のようにバランスの良い味は日本っぽく、レトルトカレーじゃなくともなかなか出会えないものになっていると思った。
というわけで、個性豊かなご当地レトルトカレーが揃うカレーランド。オンライン通販もあるので、気になったものがあったらぜひ。記念日の理由から裏側まで色々教えていただきありがとうございました!
・今回紹介した店舗の情報
店名 カレーランド
住所 東京都台東区西浅草2-24-7
営業時間 11:00~18:00
定休日 火、水曜日
参考リンク:カレーランド
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]
中澤星児











【保存版】2500食以上レトルトカレーを食べたマニアがオススメするご当地レトルトカレー3選 / 浅草『カレーランド』
2500食以上レトルトカレーを食べたマニアがオススメする「本当に肉がデカイ」カレーがこれだ! トロピカルドラゴンカレー
【検証】カレーが日本に伝わった時、味は今と違ったのか? 明治時代の文献を参考に作られた『神戸ハイカラ牛すじカレー』を食べてみた!
【なぜ】ココイチ監修「さばカレー」が問題作すぎるたった1つの理由
『ご当地レトルトカレー自販機』を発見したので買ってみた結果 → 人生39年間で1番ウマイカレーに出会った
18種類もチャーハンのある炒飯ガチ勢なガチ中華で、日本の町中華にはない異国風味の「黒チャーハン」を食す / 大磯「鴻運来」【ガチ中華チャーハン紀行:第1回】
【6年ぶり】丸亀製麺で「ぶっかけうどん」を注文すると、その場で「ぶっかけうどん(並)」がもらえる神キャンペーンが本日スタート! 3月13日まで
【Amazon低評価検証】1948円の敷布団を買ったらペラペラマットが届いて震えた
禁断の合体。ピザハットの吉村家監修「家系ラーメンピザ」を家系ファンが全力で受け止めてみた
【仮説】コーラは「優秀な調味料」なのでは? AIが言うがまま炊飯器にドボドボ注いで『ジャンバラヤ』を作った結果がこちらです
60分2000円のシャトレーゼのスイーツバイキング知ってる? 平日にひとりで行ったら、情けない結果になった
歌舞伎町で「ミニカレー200円」の看板を見て吸い込まれるように入店した / 本当に200円で済むのか検証
【一部店舗限定】牛角の食べ放題専門店で「ランチ1980円コース」を頼んだらこうなった
【朝食ビュッフェ無料】1泊6900円で泊まれる「コンフォートホテル横浜関内」が本当に良かった
【4コマ】魔王軍はホワイト企業 1918話目「入隊案内④」
【Amazon】最大68%オフ! 価格が一気に下がった注目アイテム24選(3月2日)
非公開: 【Amazon】最大60%オフ! 価格が一気に下がった注目アイテム11選(2月24日)
歌舞伎町のど真ん中、女性客に囲まれて「おひとりさま食べ放題」を体験 → 浮きまくる中で得た学びについて
【検証】10年間ほぼ毎日飲んでる「コーヒー」を1週間断ってみたらこうだった
【雑草対策】カインズで598円「撒くだけで防草できる人工砂」の効果がヤバ過ぎた / お財布にも環境にも優しい超画期的アイテム
【検証】「スタバはどのサイズを頼んでも量は一緒」という動画が出回る → 実際に試してみた
オニヤンマのフィギュアが虫よけになるってほんと? 2週間かけて試してみた正直な感想
何も期待せず「カメムシブロック」ってスプレーを窓に吹いたら後日ヤバイことになっていた【100万円の古民家】
【衝撃】2300円のレトルトカレーを食べてみた結果 → むしろ安いかもしれない……
本日2月12日はレトルトカレーの日! レトルトカレー好きがオススメするコスパ良いレトルトカレー5選!!
2日目のカレーの味がするという「あしたのカレー」再現度を確かめるため、実際の2日目のカレーと食べ比べてみたら…
【カレーの日】レトルトカレー好きがオススメする “具がゴロゴロすぎる” レトルトカレー4選!
【忖度なし】最高級レトルトカレー『大阪 “極” カレー』は税込1979円なのにコスパが最高な理由を見つけてしまった!
【最強レトルトカレー】369円だけど具がゴロゴロで深い味! 北野エースPBの「大人のためのビーフカレー」が高コスパすぎる!!
レトルトカレーなのに牛肉の塊がゴロリ! S&B『牛肉三昧』が私の常識を覆した日のこと
【最強レトルトカレー】飛騨牛がホロホロにトロける吉田ハムのビーフカレーが激ウマ! 染み出す上品な旨みは907円でも満足しかない!!
【店員さんに聞いてみた】ハラル食材チェーン・スパイシーフードネットワークの「レトルトカレー人気ベスト3」がこれだ!
絶滅危惧種・黄色いカレーを食べるならココ!『新潟・万代シテイ バスセンターのカレー』ってマジでウマいよね
【正直レビュー】Amazonで高評価のレトルトカレー『北国の丸ごとチキンレッグスープカレー』にモヤモヤした