「ライターは『自分が楽しければいい』ではダメなんです」と、編集長のGO羽鳥がインタビューで答えていた。確かに楽しかった記事が伸びないことって結構あるしな。同じインタビューでGO羽鳥はこうも話している。「企画は自分がワクワクするものが伸びます」と……
いやどっちやねん! というわけで、私(中澤)の2021年お気に入り記事は「みんなどう反応するんだろ?」とワクワクしながら創ったものを選んだ。これ書いてる時、めっちゃ笑ってたな。
・【ゆで太郎ブチギレ】富士そばがのり弁をパクってたことを報告してみた結果 → 池田社長「シバいたろか」
マジでよくやってくれたなと思います。裏話として、これを書いた段階ではまだ次があるかどうかすら決まってない状態だったんですけど、筆が乗りすぎてしまったために最終回のゆで太郎本社突撃回は前後編になりました。ちなみに、後日談ですが、先日、太田室長が70歳で退職されたらしいです。お疲れ様でした!
・『タイタニック』が最高すぎるので美容室で「ディカプリオにしてください」と言ったらヤバイことになった!
前週のタイタニック前編の盛り上がりを受けてやったこの企画。「何かやるか!」から3日後がタイタニック後編だったため、1日かけてディカプリオになった挙句、その日に書き上げるという鬼のようなスケジュールに。でも金髪にするとやっぱり気持ちは上がります。
あと、ギリギリすぎてロケニュー的カリスマ美容師・佐藤さんのスケジュールが空いてなくて、美容室をハシゴしたのも良い思い出。新しい美容師さんとの出会いに乾杯。
・【衝撃】オッサン5人が美容室で「全員、反町隆史にしてください」と言ったらヤバイことになった / あるいは反町だらけのビーチボーイズ
『ビーチボーイズ』を見てる時に、「反町5人いたら面白いんじゃね?」と思ったことから編集部全体を巻き込んだこの記事。5人反町の前を鳩が歩いてる1枚と、ひらじ記者の竹野内、あと佐藤さんのマイク真木に自分でも笑いながら書いてました。
手間をかけた分読まれたのかは疑問が残りますが、無事『ビーチボーイズ』好きには刺さったようなので満足度は高かったです。
・【新発見】スーパーマリオブラザーズを「3人プレイ」したら最高のパーティーゲームになる! マリカーとかスマブラやってる場合じゃねえ!!
子供の時に遊びつくした『スーパーマリオブラザーズ』でまだこんなに楽しめるなんて……! 自分でもビックリしたのがこの記事です。全然、思い通りにならないマリオはもはやコンピューターゲームを超えて人間そのものでした。
・【ブチギレ】ヤングギター編集部にイングヴェイしたら衝撃の展開 → まさかの「本家」登場でボコられたでござる
ここ数年の私的まとめには必ず入ってるイングヴェイを今年もすることができました。裏話をすると、一応イングヴェイにイングヴェイするという可能性もゼロではなかったんですが、それはまあ叶わず。いつか本人にイングヴェイしたい。いや、したくない。
・【大食い検証】スシローで10万円食べられるのか? 男5人でガチリベンジした結果 → 人間の本性を垣間見た / 第6回「10万円食べるもんズ」
取材記事は一応流れを想定して行くんですが、現場で想定外なことが起こった時は書いていて面白いです。この記事なんてまさにそれで「どうやってオチをつけようかなあ」といくつか考えてたんですが、まさかの戸田。編集部誰もが予想だにしなかった戸田店員の行動に持っていかれました。
・【衝撃】サッカーを超えた「首パンサッカー」が超最高! 時代が求めるスポーツはこれしかない
シンプルに白熱しました。また首パンサッカーがしたいです安西先生。
──以上、7つ。アクセス数だけを見るともっと伸びた記事もあったけど、この7つが色んな意味でワクワクした。来年2022年も読者の皆さんと新しいワクワクを探していけたならこれ幸い。今年もお付き合いいただきありがとうございました!
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
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