速弾きギタリストの王者イングヴェイ・マルムスティーン。彼はギターを破壊するパフォーマンスも有名だ。アンプやステージに叩きつけるのはもちろん、極め付けは空高く放り投げて帰る。まさにやりたい放題。

今回、そんなイングヴェイの前に立ちはだかったのが絶対に壊れないギター。はたして、勝つのはどっちだ!? 工作機械メーカー「サンドビック(Sandvik)」が動画を公開しているのでお伝えしたい。

・ギター作ってるように見えない

超硬工具で知られる「サンドビック」。今回のギターは、そんなサンドビックの全社から専門家を集めて最先端の技術を駆使して作られた

デザイナーが図面を書き、エンジニアが3Dプリンターで仕上げるという異例の作り方はさすが工作機械メーカーの会社。ちなみに、ボディはチタンで、ネックは100%ステンレスとのこと。溶接マスクをつけて作業する様子はとてもギターを作っているようには見えない

・やる気満々の両者

最後に、23回の耐久テストを実施。イングヴェイの手にギターが渡る。「マルムスティーンの壊し方はもっと激しいでしょう。でもこのギターを壊すのは無理だと思います」と自信を覗かせる開発者

一方、「7歳の頃からギターを壊してる」というイングヴェイ。「この試みは大きな挑戦になる。だが楽しみだ」とやる気満々だ。そして、ついに対決の時! はたして勝つのはどっちなのか!? 結果は動画でご確認いただければと思う。

壮絶な対決が終わった後イングヴェイは言う。「ボクシングの試合を終えた気分だ しかも12ラウンド」と。イングヴェイもサンドビックもガチすぎて涙を禁じ得ないこの動画。動画を見終わった後、あなたはこう思うに違いない。「なんじゃこれ……」と。

参照元:YouTube[1][2]
執筆:中澤星児