エンナァジイイイィィィッッ! みんなエナってるか? 久しぶりだな。エナジードリンクをこよなく愛する男、エナジーマンだ!! そしていきなりだが……下手こいたーーーーーー! 「ZONe」の新作出てたの忘れてたァァァァァアアア!!

そうだそうだ、そうだった。人気エナドリシリーズ「ZONe」の最新フレーバー『Infinity Gate(インフィニティゲート)』が2021年8月31日、とっくに発売されていたんだった! 何たるバッドエナジーだ。出遅れすぎたため、こうなったら近くのコンビニまでエナジーワープするしかあるまい!!

・エナジーワープ

秘伝のワープ術によって、編集部向かいのコンビニまで徒歩1~2分という一般的なタイムでやって来た俺。ここのエナドリコーナーは熟知している。あとは無駄を極限まで削りまくって、必要最小限の動きで商品を手に取るだけ……


エ、エナッ!?

・嘘やろ

お、俺の見間違いだろうか……? なんか今、下書きみたいな缶があったような気が……。まさかあれが『インフィニティゲート』? いやいや! 「ZONe」の最新作があんなに白いワケがない。きっと目の錯覚に決まっている。さっそく買って編集部に戻ったところ……


やっぱり白すぎんだろ!

・驚きの白さ

そこにあったのは、「ZONe」おなじみのロゴがかろうじて描かれているだけの、ほぼ無地に等しい真っ白な缶だった。おいどうした? 製造途中の段階で誤って出荷されたのか? 飲料としては銭湯で見かける瓶の牛乳以来の白さである。

エナドリ界でも屈指のデザイン性を誇る「ZONe」シリーズ。その意識の高さがついに臨界点を突破してしまった感も多少あるが、成分表示は何とか無事だったため、ここはいつも通りエナジーサーチからブチかましていくことにしたい。

※説明しよう! エナジーサーチとは、エナジーマンが缶の裏の成分表示をただ眺めることである!!

・サーチ結果

エナエナ(ふむふむ)。まあサーチしたところで、基本的な成分は他の「Ver1.0.0」とほぼ同じだ。100ml当たりのアルギニンが100mg、カフェインは15mgとかなり控えめ。ただ、一つ気になったのは原材料の「乳」という文字である。つまり『インフィニティゲート』は、乳酸飲料系のフレーバーなのかも?

「かも?」っつーか、たぶんそうだぞ。ネットで検索してみると、「『インフィニティゲート』はカルピスに似ている」という書き込みがチラホラ見受けられるのだ。なるほど、カルピスか! そりゃあいい。ではではレッツエナジーテイスティング。

・カルピスなのか?

エナエナ(ふむふむ)。色はいかにも乳酸飲料で、カルピスよりもやや黄色がかってはいるが、カルピスと言ってもギリ通じそうなポジション取りをしているな。てことは……


あとは味もカルピスだったら記事的に完璧だ!


アップを始めるカルピスを横目に──。


さあグビエナ! グビエナ!!


グビエナ! グビエナ!!


だがしかし……




カルピスじゃねぇ……!

・カルピスじゃない

おい誰だよカルピスって言ったヤツ! 全然カルピスじゃねぇよ!! どちらかというとコレは、ホワイトソーダである。それかビックル。濃いめのホワイトソーダかビックルに、マンゴーもしくは桃のフレーバーを加えたような味とでも言おうか……とりあえず、カルピスじゃねぇ。

ホワイトソーダ味というと、去年発売された『ZONe DEEP DIVE』が思い出されるが、こちらはもっと甘くてフルーティー。炭酸は弱く、甘みの割に後味はスッキリしているのが特徴と言えるだろう。エナドリらしくはないが、誰でもとっつきやすい優しいテイストだ。あととりあえず……


カルピスじゃねぇ。

・白いZONe

当初予定していたカルピスプランの崩壊によって霞んでしまったものの、この『インフィニティゲート』の尋常ではない白さは一見の価値ありナリ。製造ミスを疑うレベルの劇的美白エナドリなので、お店に行ったらぜひ手に取ってみていただきたい!

それでは今回のエナジー検証はここまで。また会おう! エンナァジイイイィィィッッ!!

参考リンク:ZONe
執筆:エナジーマン(あひるねこ)
Photo:RocketNews24.

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