好奇心や冒険心をかき立てるキャンプ地では、普段あまり作らない料理に挑戦したくなるもの。山をのぼり川を渡り、動物や植物を眺めながら、いつも通り「ご飯と味噌汁」ってのも悪くはないのだが……やはり特別感のあるメニューの方が楽しい気持ちになる。
そこで今回チャレンジするのは……ドイツのB級グルメ『カリーヴルスト』だ。めちゃめちゃ簡単で美味しいうえに「ドイツ生まれ」ってのがポイント。みんなの注目を確実に集めることができるだろう。それではさっそく作っていきたい!
・外国料理にチャレンジ
さあ今回も、YouTubeで “簡単キャンプ飯の作り方” を発信している『兼業主夫のケン』さんの動画を見ながら料理を作っていくぞ。先日、ケンさんに「おかげさまでレパートリーも増えてきたので、そろそろキャンプで披露したい」とメールしたところ……
「あまり張り切りすぎると、料理にばっかり気を取られて他の人とおしゃべりできなくなってしまいます。慣れるまで料理はほどほどに」と返ってきた。たしかに! 今後プロレベルでキャンプ料理ができるようになったとしても「会話」という調味料は大事にしたい。
というわけで、気楽に作っていくぞ。レシピは以下のとおり!
・カリーヴルストの作り方
【材料】
ソーセージ:数本
ケチャップ
カレー粉
サラダ油
【作り方】
その1:フライパンを弱火で温めて油をひき、焼き目がしっかりつくまでソーセージを焼く。
その2:ソーセージを取り出して、2〜3センチ幅に切る。
その3:ソーセージにケチャップをたっぷりかける。
その4:カレー粉も容赦無くかける。なお、カレー粉はフライパンで乾煎り(油をひかずに炒めることだよ)すると香りがより引き立つらしい。
以上で完成だ! 簡単! だけど、たしかに「ソーセージにカレー粉をダイレクト」は新発想。さすが外国料理って感じ。いい香りがするし最高に美味しそう。もちろんケチャップとカレー粉は、食べながら追加すればOK。お好みの味でどうぞ、である。
んで、さっそく食べてみたら……ザ・ジャンクな味が最高! ひと言でいえば、テーマパークとか映画館とかで売ってそうな味。ソーセージの味が強いから、カレー粉は少なめではなく、気持ち多めくらいで丁度良いだろう。濃い方がうまい。
ちなみに、ソーセージのパッケージには油を引かずに調理すると書いてあった……が、今回は「ドイツの屋台のように油をたっぷり使いました」とケンさん。ドイツではじっくり揚げ焼きするらしい。なるほどなるほど。ドイツが見えてきた気がする。
ひと口サイズだから皆でシェアして食べられるし、ビールにも100パー合うから、まさに「キャンプ料理」って感じ。ちなみに「カリーヴルスト」の「ヴルスト」はドイツ語で「ソーセージ」って意味だ。キャンプでは会話も大事に。豆知識も披露しようぜ! 今回も勉強になりました〜!
参考リンク:YouTube「兼業主夫ケンのキャンプ飯チャンネル」,used with permission.
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
▼今回教えてもらったレシピ動画はこちらです!