
行きつけの中国食材店で久々にスゴイのを発見してしまった。このド派手なピンク色とポップな書体は、日本人の感覚だと「タピオカかお菓子」くらいしか想像できない。でも、それにしちゃサイズが大きすぎる気もする。店員のお兄さん(中国人)に尋ねてみることにしよう。
すると、さも当たり前といった感じに「火鍋」と教えてくれたではないか。カタコトの日本語で「おいしいよ」と説明してくれ、メチャクチャ親切だ。色々とツッコミどころはあるが、いちいちツッコんでいては時間が足りない……それが中国。
・ならば買うしかない
本商品は『自嗨锅』(zi hai guo)の『麻辣小鲜肉 自热火锅』。中国で人気のシリーズらしいが、私自身はまったくピンとこない。通常2786円のところ、この日は特売で1814円。インスタントにしてはなかなかのお値段である。
いやぁ、それにしても……
全く食欲が湧かねぇなぁ……!
まず気になるのはパッケージに大きく「シベリアンハスキーっぽいワンちゃん」のイラストが描かれているという点。火鍋のパッケージにピンク色、かつワンちゃんを描くという発想は、日本人なら絶対に考えつかないと言っていいだろう。
またワンちゃんのすぐ横に『猪肉』という文字があり、「え、結局何の肉なん⁉︎」という不安が頭をよぎる。容器そのものもオール・ピンク。説明書にはハートが散りばめられているぞ。
何度も言うが日本で料理のイメージカラーにピンクを用いることはほぼ無い。スイーツならまだ分かるが……中国の人はこれを見て「おいしそうな火鍋だな」と感じるのだろうか? 世界、本当に広い。
・チャイニーズカルチャーショック
ちなみに中国語で「猪肉」は豚肉のこと。ワンちゃんは単に『自嗨锅』シリーズのマスコット的存在なのでご安心いただければと思う。
容器内にはアルミ皿のほか、小分けのパックが7つも入っている。
うち1つはお手ふき、スプーン、ロゴ入りのお箸が入っており、使い捨てるのがもったいないほどのクオリティ。ちなみに説明書はイラスト入りで分かりやすいから、中国語が読めなくても間違える心配はあまりなさそうだ。え〜と、まず『红薯粉条』と書かれたパックを開けると……
匂いのクセ!!!!!
ペースト状のスープの素は「いかにも中国」という強烈な香辛料の香り。どことなく栗っぽい匂いがするので調べたところ、『红薯』とはサツマイモのことらしい。
材料をアルミ鍋に入れ、水を注ぐ。こんな立派なシイタケがピンクの容器に入っているなどと誰が想像しただろう?
あとはホッカイロっぽいやつをプラスチック容器に入れ、そちらにも水を注ぐらしい。おそらく『ミスター味っ子』の「駅弁対決の回」に登場する「生石灰を応用した原理」だと思うのだが、実物を見るのは初めてだ。詳しくはコミックス第5巻を読んでくれ。
水を入れてもすぐには反応がない。あやうく容器に顔を入れそうになったところで……
ウッワァァァーーーーーー!!!!!!!!!
事故レベルの水蒸気大噴射ァーーーーー!!!!!!!!!
・くれぐれもご注意願いたい
水を注いだら素早くアルミ皿を装着し、フタをしてしばし待つ……というのが本商品の正しい使用法だったらしい。たかが水蒸気とナメていたらかなりの高温。
フタの一部には穴が空いており、そこから吹き上がる熱もハンパではない。説明書には「15分待つ」と記されているため、それまでは触らないのが得策だ。ようやく水蒸気がおさまったのでフタをあけてみると……
マジでアツアツのホカホカ!
インスタントとは思えぬクオリティ!
そして先ほどよりさらに強烈な中国の香り……! これは「本格中華」などといったヤワなシロモノではない。本物の中国人が食べてるヤツの匂いである。あまりのガチさに怖くなった私は、中国に住んだ経験を持つ原田記者に試食してもらうことにした。
かなり辛いらしい。
かなり辛いけどインスタントだとは全く気づかなかったらしい。「野菜と味付けがハイレベル」「でも肉はやや硬い」とのコメントもいただいた。
・中国のパワーを感じる
さて味のガチさもさることながら、『自嗨锅』は1時間以上経過しても全く冷める気配がない。
調べたところ本商品の中国での販売価格は35〜40元(6〜700円)ほど。仮に日本で同クオリティ・同価格の「加熱式インスタント寄せ鍋」が売られていたら、私は間違いなく買うだろう。
が……果たして日本のメーカーに、このクオリティと価格がマネできるのだろうか? 改めて中国の実力を目の当たりにした私は、『自嗨锅』をすすりながらほんの少しだけ震えた。
でも、やっぱり「ピンクにワンちゃん」はどうかと思うけど……
ちなみに中国には麺やライスが入ったタイプなど、様々なバリエーションの『自嗨锅』シリーズが存在。容器は必ずしもピンクなわけではないようだ。お近くの中国食材店で見つけた際は、すかさずゲットしてみてくれ!
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
▼同じ店で類似商品も売られていたが、価格は『自嗨锅』の5分の1ほど。たぶん何かが違うのだろう。
亀沢郁奈



















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