・問い合わせに送った内容

佐藤「御社のYouTube広告についてお尋ねいたします。どちらにお問い合わせを差し上げていいのかわからずに、こちらにメールをさせて頂きました。何卒、ご了承ください。

私は、「ロケットニュース24」というネットメディアでライターをしております佐藤と申します。御社のYouTube広告について、私の画像が無断で使用されている可能性があり、この度、ご連絡を差し上げた次第です

私が2020年6月に執筆しました記事、この本文中の画像(上から6番目のもの)が御社のYouTube広告のサムネイルに使用されていることを確認しました。当サイトの読者から多数報告を受けており、困っております

どうしてこの画像を使うことになったのか、その経緯をお教え頂きたく存じます。つきましては、私のアドレス宛に早急にメールを頂きたく存じます。ご連絡、お待ちしております。何卒、よろしくお願い致します」


いとウヤウヤしく、へりくだった内容で問い合わせを行った。内心は「どないなっとんねん!」ではあるが、それを文字にすると相手が心を閉ざしてしまうので、表向きは「ごめんくださ~い」といった印象を与えるように努めた。我ながら、大変ウヤウヤしいと自負している。


問い合わせをしたのが、4月7日のことだった。この手の問い合わせで返事がないのは、残念ながら普通だ。さて、いつ返信があるのかな? と思って待っていると、2日後に1通のメールが返ってきた。

その返事には、どの画像についての指摘であるかを尋ねる内容のものだった。そこで、すかさず隊員Aがキャプチャーしてくれた画像を送信し、再び返事を待ち、さらに3日を経て今回の全貌がわかる内容の返信を得ることができた。


・先方の返事

先方「お返事遅くなりまして申し訳ございません。佐藤様より頂きました画像無断使用の件につきまして、弊社企画部へ急ぎ確認させていただいたところ、弊社提携の広告代理店が3月中旬まで使用していたとのことです。今現在は使用していないとのことで、こちらは確約いただいております。

ただ、現在使用していないとはいえ無断使用していたことには変わりなく、それを弊社でも把握ができておらず、大変申し訳ございませんでした。

今後はこのようなことがないように指導、取り締まりしていくとのことでしたので、本日ご報告いたします。この度はご迷惑をおかけいたしましたこと、大変申し訳ございませんでした」


なるほど、依頼先の代理店が無断使用をしていたということらしい。なくはない話だと思った。というのも、この会社は地方のメーカーで、ホームページを見る限りではネット事情にそこまで詳しくなさそうだと感じたからだ。したがって、付き合いのある広告代理店に動画広告を依頼し、それにまつわる内容は代理店の提案に従ったと思われる。

現在は画像が使われておらず、丁寧な謝罪の言葉を伝えて頂いたので、この件は一旦終わりにすることにした。


だが! 私の本題はここからだ!

申し訳ないけど、ただでは逃がさん!! 


リベンジ開始! 次のページに続くぞ!!