チェリオの自動販売機の中身を確認することが日課となっている。こちらがちょっと気を抜いた隙に、チェリオはオカシナ商品をねじ込んでくるから気が抜けない。

つい先日のこと『KISS チョコミント』という、なんともゴキゲンな名をつけられたドリンクを発見。色は透き通った奇麗な黄緑色だ。正直、記者はチョコミント味がそれほど得意ではないのだが、これは気になる。いっちょ飲んでみるとしよう。

・チョコミントが苦手な人も飲みたくなる

ちなみにチェリオには “KISSシリーズ” というものがあって、こちらのドリンクもその流れを汲むもの。ハッピーなゴキゲンピーポーが適当に冠として付けた訳ではなく、由緒ある称号のようだ。

そんな『KISS チョコミント(税込100円)』は2021年2月1日より販売されていたようで、おそらくバレンタインデーやホワイトデーも視野に入れた商品だったのだろう。記者の家の近所で見かけるようになったのは、ここ最近(3月中旬)だけどな。

さて。冒頭に書いたように、記者は実のところチョコミント味がそれほど得意ではない。どちらかというと苦手な部類だ。しかしそんな人間を以てしても、飲んでみたくなるビジュアルをしていたのだ。

・千人いれば千通りの感じ方がある

シュッとした細身のボトルで、シルバーを基調にしながらもチョコミントらしさが表現されたパッケージ。見るからに爽やかだ。蓋を開けるとプシュッと元気な音がする。どうやら炭酸が入っているようだ。

チョコミントと炭酸……? いまいち想像がつかない。そもそも色も不思議だ。黄緑色でミント要素はうかがえるが、チョコらしさは目に見えない。においをかいでも、なんともふんわりしている。

なんだ、この掴みどころのないドリンクは。ドキドキしながらひと口飲んでみると、ふむふむふむ。なるほど。あまりチョコミント系商品を口にしたことがない記者であるが、なんとなくわかる。

これは、今までにないチョコミントの味だ。ジュースらしい甘さがたっぷりで、チョコの風味もしっかりする。ミントの香りに加え、炭酸が入っているので後味はスッキリだ。

チョコミントは歯磨き粉の味だなんてよく言われるが、そんなことは全然ない。なんと言ったら伝わるだろう……簡単にまとめると、砂糖とチョコと、スッとした喉越しが楽しめるドリンクなのだ。

どことなくバーで出てくるカクテルのような雰囲気もあり、大人の味とも言えるかもしれない。いやはや。千人いれば、千通りの感じ方があるのではないかと思われる、いろいろな顔を持ったドリンクである。

なにはさて置き、チョコミントを敬遠している人でも、飲めてしまう1本であることを保証しよう。もちろんチョコミント好きも試してみる価値は大アリだ。チョコミントのイメージがまたひとつ、膨らむのではないかと思うぞ。

気になる販売期間であるが、今のところ(2021年3月中旬)は特に決まっていないそうだ。現在販売されていない地域でも、今後置かれる可能性もあるとのこと。もし見かけることがあれば、レッツチャレンジやで。

参考リンク:KISS チョコミント
執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
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▼チョコミントのドリンク……? 

▼奇麗な色。炭酸が入っています

▼これまでに紹介したチェリオドリンクの一例です

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