以前は秋葉原の路上で中身のわからない福袋を売っていたものだが、今年はジャンク品を袋に詰めて販売しているナゾの店は姿を消していた。その結果、大きな失敗をすることはなくなったが、福袋を開ける瞬間のあのワクワク感は乏しくなった気がする。
そんななか、私(佐藤)は新たなワクワクを見つけた! 2020年12月中旬にオープンしたばかりの家電雑貨店「We Get 秋葉原店」の福袋には、胸をトキめかせるものがある。ここで1万1000円の新春スペシャル福袋を買ってみたぞ!
・格安家電雑貨の店
このお店は2020年12月18日に誕生した新しいお店だ。店頭を見ると、50枚入りのマスクが税込200円で売ってるじゃないか! 秋葉原で最安、都内でも屈指の安さを誇っている。こりゃ、福袋も期待できるぞ!
店の前にはキャリーバッグがズラリと並んでいる。ただの陳列しているだけかと思ったら、実はコレ、福袋だった! 3000円と5500円の2種類あり、中に商品がぎっしり詰まっているらしい。
5500円のモノを買おうと思いながら店内を見たら、さらに上のランクの福袋発見! 1万1000円のものがあったので、それを買って帰ることにした。
・バッグだけでも十分な価値あり
この福袋はノースフェイスのバックパック「RODEY」に入っている。このバッグだけでも7000~8000円相当の価値がある。
ネット上では1万円で販売しているサイトもあるので、これだけでほとんど元を取ったようなものだ。
チャックを開けてみると、中には家電らしきものの箱がいくつか入っている。なんだ? 何が入ってるんだ? オラ、ワクワクすっぞ!
・福袋の中身は?
中身を詳しく見て行こう。
まず1つ目が洗顔ブラシセット。販売元のサイトを見ると、参考価格は1980円となっている。充電式ではなく、電池式の製品である。
次にUSB充電式の卓上加湿器。こちらのメーカー価格は3278円だ。
そして、イタリアの革製品メーカー「FURLA(フルラ)」の三折り財布。価格は1~2万円相当。
ここまでで安く見積もっても2万5000円くらいの価値はある。それを半額以下で購入できたのだから十分お得だ。しかしもう1つある! そのもう1つのモノとは!?
コンセント用充電器!
残念ながらこの充電器は、「Lightning」にも「USB Type-C」にも対応していない。しかしガラケーには対応している。なぜ、こんな中途半端なものを入れたんだ。ここまでで十分価値ある内容なんだから、コレを入れなくても良かった気がするのだが……。
という訳で、このお店はかなり価値の高い内容の福袋を販売しているので、近くに行かれる方はチェックしてみてくれ!
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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