外出中はほとんどマスクをつけて過ごすという生活習慣が当たり前のようになってきた昨今、多種多様なデザインのマスクがあちらこちらから登場してきた。

そんな中、「接客を伴う飲食店」で接客中の方が着用していても雰囲気を損なわない、「色っぽいマスク」なるものを発見した。着用すれば色気ゼロからお色気ムンムンになれるかも!? 色っぽくなりたい私はすぐさまつけてみることにした。

・露出を極力抑えていくスタイル

「色っぽいマスク」こと「フェイスベール ナイトスタイル レース(税込2750円)」は、従来のマスクと違って一本の紐に3枚の布が垂れ下がったような形状をしている。以前当サイトで取り上げたサイゼリアの食事用マスク「しゃべれるくん」の両サイドに2枚足した感じだ。

筆者が購入したレースタイプのフェイスベールは、透け感のある素材と正面に重ねられたやや厚手のレースで色っぽい雰囲気を醸し出しているだけでなく、「しゃべれるくん」同様に着用したまま飲食ができる、というのも売りのようだ。

紐でもゴムでも着用できるとのことだが、紐だと頭の後ろで縛るハチマキスタイルになってしまう。これは普通のマスクのように耳掛けできるゴム一択と思いきや、ゴムが輪っかになっていない。自分に合わせてゴムを結ぶ必要があり、調節するのに若干苦戦してしまった。

ゴムの調節も終わり、いよいよ「色っぽいマスク」を着用! お色気ムンムンになれたかな、とワクワクしながら確認してみると……


なんだろう、物凄く似合っていない。透け感があまりないレースタイプのものということもあってか、私の場合はお色気ムンムンどころか間違えてフンドシを顔に着けてしまった人みたいになってしまった。もちろん食事面や飛沫などを考えた作りなのだろうが、なんだか違和感がある……。

普段着けているマスクと比較してみても、色っぽい感じは皆無。マスクが色っぽくても、着用する者のお色気がゼロであれば仕方ないのか……とも思ったが、ここで諦めるわけにはいかない!

なんとか違和感を軽減できないかと苦心して試行錯誤してみたところ、髪を耳にかけてみたら少し馴染んだ気がする。チラシのモデルさんの髪型もフェイスベールにかからないようなスッキリとしたハーフアップだったため、顔の横に髪がかからない方が良いのかもしれない。

・使い心地は?

続いて使い心地を試していこう。透け感のある素材なのでどの程度透けるか気になっていたが、私の購入したものは布とレースで二重になっている正面からはもちろん、レースの幅が広いためカバーされる部分が多く、より透けている横から見ても顔の表情はほとんど見えない。

筆者が購入したレースタイプでは、横からちらりとのぞくのは縫い止められたパールビーズのみ。接客を伴う飲食店で使用する場合に布越しの表情が見えた方が好ましいのであれば、レースタイプではなく正面が薄布二重のスタンダードタイプの方が良いかもしれない。

それでいてつけたまま飲食しても、これと言って不自由さはなかった。何ならいちいちマスクをとってつけて……という手間がないだけに、接客業の人にとって助かりそうだ。ちなみに透け感があまりないタイプは、正面からだと口元どころか首周りすらほとんど見えない。

また、サイドからも同様。正面の布の他に両サイドから布が下がっているため、飲食中の横顔もほぼ見えないと言っていい。これだけカバーされているが顔に貼りつく感じは一切ないため、通気性の良さと涼しさ、喋りやすさもあり快適だ。夏に出会いたかった。

結果として私は色気ではなく鉄壁の防御を手に入れたワケだが、お色気ムンムンになるかはやはり個人の素質によることを実感した。やはりマスク1つで色気を出すのは難しいのか……とも思うも、これからは新型コロナウイルスと共存していく時代。さらに進化したマスクが出てくる日もそう遠くないかもしれない。例えば色っぽさが売りのマスクとか……ね。

参照元:『フェイスベール』公式サイト
Report:伊達彩香
Photo:RocketNews24.

▼お色気以前の問題