2020年4月の緊急事態宣言以降、出社しない働き方「テレワーク」が定着しつつある。まったく出社することがなくなったという人もいるかもしれない。そんなテレワークの助けになる個室型のワークスペースを、富士ゼロックスが提供している。

「CocoDesk(ココデスク)」と呼ばれるその施設は東京メトロを中心に、現在オフィスビルなどにも設置場所を拡大している。実際に使ってみたので、その使用感を紹介したいと思う。

・キャンペーンでお得に

私(佐藤)が利用したのは、東京・大手町の「アーバンネット大手町ビル1階」のワークスペースだ。ここは8月25日にオープンしたばかり。しかも現在(9月30日まで)は、キャンペーン期間中で通常15分250円のところを30%オフの175円で利用できるとのことだった。


利用するには、あらかじめユーザー登録を行う必要がある。また、事前に利用するブースの予約もしなければいけない。詳しくは富士ゼロックスの「CocoDesk公式サイト」を参考にしていただきたい。


・必要な設備が整っている

入室するにはスマホで公式サイトにアクセスし、登録したアカウントにログインしなければならない。そして予約したブースのページを開くと、「南京錠」のマークが表示されるので「解錠する」を選択してブースの扉を開ける。したがって、利用時にはスマホが必要なので、その点も注意して欲しい。解錠して中に入り、扉を閉めると自動で施錠される仕組みだ。


中にはワークスペースに必要なひと通りの設備がそろっている。1人分のスペースとしては十分の広さだ。


設備はコンセント2口とUSB給電口が1つ。それから無線LAN接続と有線LAN。モニターとHDMLケーブルも備えられているので、パソコンやスマホをモニターに接続することも可能だ。



この日は、編集部のオンラインミーティングの日だったので、ブースからミーティングに参加した。小さなスペースではあるが、防音パネルを採用しているので室内は静か。スムーズにミーティングに参加することができた。


これで15分175円は安い。外出中にちょっとだけ作業をする必要がある時や、急に客先に電話をしないといけないって時にも重宝しそうだ。普段は家で作業している人も、モチベーションが上がらない時に使ってみてはいかがだろうか。


参照元:富士ゼロックス「CocoDesk
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24