やあ、ポケモンGOトレーナーのみんな! 今日もレイドの招待に間に合わなくてイライラしているかな? お兄さんはちょいちょいレイドに誘ってもらってるんだけど、レイドパスを買い忘れてたり、残り時間が足りなかったりで泣く泣く参加できないことが多いよ。招待してくれたフレンドさんたち……本当すません!

それはさておき、今回はTwitterで人気沸騰中の漫画作品をご紹介したい。あなたは漫画『ポケGO婚するかもしれない2人』をご存じだろうか? まだ読んだことが無い人は絶対に読んだ方がイイ。ポケモンGOトレーナーならば「読んでないともったいない」と言い切ってしまおう。

・圧倒的な支持

漫画『ポケGO婚するかもしれない2人』は、2020年6月からTwitter上で展開されているポケモンGOラブストーリー(?)である。作者は漫画家の「真鍋陽」先生で、およそ1日1話のペースで物語が進行中だ。

先生いわく「当初はそこまで話題にはならなかった」そうだが、日を追うごとに注目度は高くなり、現在では公開直後に数百リツイートはあたり前。真面目な話、最新話が公開された直後の私のTL(タイムライン)は、ポケGO婚だらけになっている。つまりは「多くのトレーナーから圧倒的な支持を得ている漫画」というワケだ。

・先生がガチのトレーナー

ではなぜトレーナーたちは『ポケGO婚するかもしれない2人』が大好きなのだろうか? 間違いないのは、真鍋先生ご自身がガチのポケモンGOトレーナーだからである。そう、同作はラブストーリーであると同時に「ポケモンGOあるある漫画」の要素を兼ね備えているのだ。

そもそも、登場人物の2人「アロガラくん」と「アロガラさん」は、アローラガラガラのレイドで出会っている。色違いは欲しいけど成立しづらいアロガラレイド。人が集まらねえ……! その気持ちがわかる時点で、先生はガチのポケモンGOトレーナーであろう。

その他、「色違いポケモン」「GOバトルリーグ」「ポケモンGOコミュニティ・デイ」……などなど、トレーナーなら思わずニヤニヤしてしまう “ポケモンGOあるある” が満載! 何より2人がどうなるのかメッチャ気になるゥゥゥウウウウ!! アロガラさん可愛すぎィィィイイイイ! 全てのトレーナー諸君に、ぜひ目を通していただきたい。



・真鍋先生にインタビュー!

また、今回は作者の真鍋先生にお話を伺うことが出来た。全ての『ポケGO婚するかもしれない2人』ファンは必見だ。


──先生は元々ポケモン自体はお好きだったのでしょうか?

「小学生の頃からやっていて、初代の赤緑から好きでした。漫画家になるまでは新作が出るたびにプレイしていたんですが、漫画家になってからはなかなか時間が取れず、少しポケモンから離れてしまったんですね」

──なるほど。

「ただ “運動不足解消のために” と思い、リリース直後からポケモンGOを始めたら昔の熱も戻ってきて、がっつりハマリましたね。ポケモンをプレイしたい気持ちは今が過去最高かもしれません。まあ、原稿を描いていると全くプレイできないんですが(笑)」

──それはツラいですね。私は漫画を読んですぐに「これはガチな人が描いてる」と確信しました。2人が出会ったアロガラレイドのくだりなんて、まさにそうですよね。

「ありがとうございます。アロガラは1人じゃ無理ですし、人も集まりにくいし、でも色違いは欲しいし……。みんな思ってたんですね(笑)」



──私も何回も泣きました。ちなみに先生はいわゆる “何勢” なのでしょうか?

「難しいですね……。うーん、色違いとPVPが半々というところでしょうか」

──そうか……! だからアロガラくんはPVP勢で、アロガラさんは色違い勢なんですね。

「そうですね。自分が楽しい部分を極端にして、2人に分けた感じです」

──なるほど。個人的にはアロガラさんにキュンキュンが止まりません。テレビとは言いませんが、Amazonプライムあたりでドラマ化して欲しいくらいハマってます」

「それは権利の問題で絶対に無理ですけど(笑)。ただ、そうなったらもっとたくさんの人がポケモンGOに触れて、きっとゲームもどんどん面白くなって最高ですね。とはいえ、ポケモン GOを使って毎日自由に描かせていただいて、それだけでも感謝の気持ちでいっぱいです



──ふむふむ。いよいよ漫画内でもGOフェスが出てきて「もうすぐ終わっちゃうんじゃないか……!」と心配している読者も多いと思います。

「それはアンケートの結果次第ですね」

──そう、先生はアンケートを利用して読者の声をストーリーに反映させていますよね。理由はなんなのでしょうか?

「読んでくれる人が漫画以外でも楽しめる要素が欲しかったのと、読み続けてもらえるきっかけになればいいな、と思い試しにやってみました。結果次第で話の内容が変わるので、一緒に物語を作る感覚を共有できたら嬉しいです」

──なるほど。

「これまで続きものは1話だけ見て終わり……となってしまうことが多かったんです。アンケートが “結果がちゃんと反映されているか?” とか “どれどれ確認してやるか” という動機になればイイですね」

──確かに自分が1票入れた内容が反映されると嬉しいですもん。

「ただ、結果がわからないので、ストックが作れないという……! 気付いた時は絶望しました。今さら引き返せなくて(笑)」

──それはキツいですね……! では最後に読者のみなさんにメッセージをお願いします。

「はい、毎日反応ありがとうございます! 読んでもらえている実感がなければ絶対ここまで続いていないです。今後もアンケートには絶対従って描いてくので、一緒にお話し作ってください。よろしくお願いします!!」

──先生、どうもありがとうございました!


というわけで、ポケモンGOトレーナーならドハマりすること必至の漫画『ポケGO婚するかもしれない2人』。ご存じなかった方はこの機会に真鍋先生のTwitterをチェックしてみよう。というか、マジでドラマ化してくれないかな……。アロガラさんは深キョン、アロガラくんは俺で。色違い全部差し出しまっせ! それではトレーナー諸君の健闘を祈る!!

参照元:Twitter @manabe822
Report:P.K.サンジュン
イラスト:真鍋陽 , used with permission.
ScreenShot:ポケモンGO (iOS)

▼続きは真鍋先生のTwitterをチェックだ!