コロナウイルスの影響により、マスクが不足している。ドラッグストアはもちろん、コンビニからも姿を消し、フリマアプリでは法外な値段で出品されている。商品の供給が間に合うのは、いつになるのだろうか? 先行きは不透明のままだ。そんななか、私(佐藤)は意外な場所で新品マスクを発見した。その場所とは書店である。

ある日、最寄りの書店でビジネス雑誌のコーナーを見ていると、マスクが付録についている雑誌を発見! ビジネス系情報誌の『DIME(ダイム)』最新号の付録がなんとマスクだったのである。購入して使用感をたしかめてみた!!

・なぜマスク?

ビジネス雑誌のコーナーに平積みにされていた最新号ダイムの表紙には「2020通勤革命が始まる! 鉄道 & 駅 大解剖!」とある。東京五輪開催に向けて、都内の主要駅では大規模な改修工事が行われている。使い慣れた駅は大きく様変わりしようとしているなか、その様子を丁寧に伝える企画が特集のトップにある。


さすが小学館(発行元)、いいところに目をつけるなあ~。なんてのんきなことを思っていたら、2大付録の1つに目を奪われた。「ユニ・チャーム 最新『超快適マスク』」だと!?


なぜ今、マスクを付録に? その理由が気になったので、1部購入して持ち帰った。さっそく中を見ると、図らずもマスク不足と雑誌の発売時期が重なったようだ。


・花粉症対策だった

今号の後半の特集は「花粉症対策」だった。今年は冬が短く、気が付けばすでに都内でも春一番が吹いている。早い人はすでに花粉の到来を感じとっているようだ。そんな花粉症持ちの人に、最新マスクを付録としてつけたのである。


ミントの香りを閉じ込めるマイクロカプセルを、従来比で20%増量した最新版らしい。実物を見ると、マスクは多層構造になっていることがわかる。ほのかにミントのさわやかな香りが漂っている。


耳のかけひもにゴムを使用していないので、長時間かけても耳が痛くなりにくそうだ。


鼻上部の部分には、形状記憶樹脂を使用しているそうだ。着用前に2つ折りにすると、鼻にしっかりとフィットするように設計されている。


実際に着けてみると、鼻の上からアゴの方までしっかりとカバーできる上に、マスク内の空間が広いので息苦しさはない


どうしてもマスクが手に入らないという人は、最新号のDIMEを購入するのも良いかもしれない。とにかく、1日も早く供給が間に合うことを願う。場合によっては、キッチンペーパーで簡易マスクを作ることも、選択肢のひとつに入れておいた方が良いだろう。

参照元:DIME
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24