2017年、視聴者に衝撃を叩きつけたアニメ『メイドインアビス』。可愛い絵柄で、「ジブリみたいな感じかな?」と思って見ていた私(中澤)は後半の展開に言葉を失った。闇が深すぎたのである

そんな『メイドインアビス』の劇場版が2020年1月17日に公開される。そこで、テンションを上げるためにも、公式Twitterをチェックしていたところ……投稿されている本編画像がアウトすぎた。これは度し難い……!

・年齢制限引き上げ

本作『劇場版「メイドインアビス」-深き魂の黎明- 』は、当初「PG12(12歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要)」になると告知されていた。

テレビシリーズからの劇場化で年齢制限がつくのは比較的珍しいが『メイドインアビス』なら頷ける。それどころか、スタッフのガチさが伝わってくるようで私の期待感は膨らんだ。

この年齢制限が、「R15+(15歳未満は観覧禁止)」に引き上げが伝えられたのは12月25日のこと。これにより、各種前売券の払戻しなども行われる事態に。通常のテレビシリーズからの劇場化で「R15+」……一体どこまでガチなのか?

・公式が本編画像を投稿

私はその情報だけを見て「映画倫理機構厳しいなあ」なんて思っていたわけだが、1月9日に公式Twitterがポロリと投稿した本編画像をひと目見て納得した。これはアウトですわ

主人公の色黒少年・レグがなんか凄いことになっちゃってるこの本編画像。思わず、公式の絵かどうか疑ってしまうレベルだが、すでに公開されている本予告でもそのシーンが出てきている。映倫さんちゃんと仕事してるわ。ネットでは以下のような声があがっていた。

・ネットの声

「度し難い……」
「度し難い! 度し難いぞ、公式!」
「度し難い、度し難いぞ!」
「もう既にアウト」
「これは問答無用でR指定」
「そりゃ、R-15指定入りますわ」
「これに音声付くとかトラウマ確定じゃないですか…」

──「度し難い」の嵐。そりゃあ、ねぇ。

とは言え、そういったタブーのない表現が『メイドインアビス』を素晴らしい作品たらしめていることは間違いないだろう。過激なシーンも多いが、それゆえに見終わった後に「命とは何か?」と考えずにはいられない内容は極めて道徳的だ

「R15+」への年齢制限の引き上げは、逆に言うと、突き詰めた結果なのかもしれない。はたして、劇場ではどんな世界が展開されるのか。約1週間後が楽しみである。

参照元:Twitter @miabyss_anime
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」本予告