皆さんにお尋ねしたい。「アメリカ」と聞いて真っ先に思いつく食べ物はなんだろうか? アメリカンピザ? ハンバーガー? ステーキ? とにかく量が多くて、ジャンクな料理が脳裏に浮かぶはず。そのなかにぜひとも加えて頂きたい一品がある。それは「ワッフルチキン」だ。
ワッフルの上にフライドチキンをのせてメイプルシロップをかけて食う、とても罪深い食べ物である。チキンにシロップだと? そう思う人もいるに違いないのだが、これが驚くほどウマい! そんなワッフルチキンの専門店が東京・新宿にオープンしたので早速行ってみたぞ!
・渋谷でも食べることができる
ワッフルチキンを提供するお店としてよく知られているのは、渋谷の「MOJA in the HOUSE」だ。現在(2019年12月19日)は平日は昼14時から、土日は11時からワッフルチキンの提供を行っている。その店で、私はワッフルチキンの美味しさを知ってしまった。
・新宿ルミネエスト8階
新宿・ルミネエスト8階のレストランフロアがリニューアルし、ここに日本初となるワッフルチキンの専門店「WAFFLE CHICKEN HOMIES」が誕生すると知り、オープン初日の12月19日に訪ねてみた。お店があるのは8階奥の「PARK BAZAAR」のエリア。ここは個性的な4店舗が集結している、フードコートのような場所だ。
イチゴスイーツ専門店の「STRAWBERRY PEEPS」も出店していたので、ワッフル食ったあとにパフェでも食うか。なんて思っていたのだが、その野望はモロくも打ち砕かれた。というのは、ワッフルチキンが予想を超えるデカさだったからだ……。詳しくは後ほどお伝えする。
・予想を超えるデカさ
さてメニュ-を見ると、専門店だけあって、提供されているのはワッフル料理だけ。メニュー上段がワッフルチキン、下段がデザートワッフルとなっている。
今回注文したのは、ハニーカマンベールのワッフルチキン。それにドリンクセットを付けた。販売価格は税別1400円。呼び出し用のブザーを受け取って席でしばし待つ。
ワッフルの焼き上がりまで結構待つのかと思ったら、約5分程度でブザーが鳴り出した。カウンターに取りに行くと、待っていたのは私の予想を上回る大きさのワッフルチキン。
おい、ちょっと待ってくれ。これはかなりデカいぞ。2枚のチキンだけでもそこそこ腹が満たされそうなレベル。それにワッフルまで付いているから、成人男性でも腹いっぱいになるはず。女性はこれ1人で完食できるのだろうか? しまった。パフェは諦めるしかなさそうだ……。
・クセになる甘じょっぱさ
チキンには香辛料が散りばめられており、スパイシーな味に仕上げられていることがわかる。カマンベールチーズとの味のコントラストを楽しめる仕上がりになっているようだ。
添えられたメイプルシロップを、チキンの上から豪快にかけて頂きます!
チキンは見た目以上に柔らかく、ナイフを入れるとスッとカットすることができた。切り分けると中から肉汁がジワリとあふれ出て、メイプルシロップと溶け合う。ひと切れ口に入れると、シロップの甘さがスパイシーな香辛料と混ざり合って、甘じょっぱい味が広がる。甘さとしょっぱさのせめぎ合いを1度味わうと、クセになるんだよなあ~。
分厚く見えるワッフルは、意外と薄焼き。サクサクとした食感で、シロップとの相性は当然抜群である。
最後まで美味しく食べることができたが、やはり量は多いと感じた。これに挑む場合は、まず友達とシェアすることをオススメする。写真で見るよりもボリュームがすごいので、その点、注意して頂きたい。
・今回訪問した店舗の情報
店名 WAFFLE CHICKEN HOMIES
住所 東京都新宿区新宿3丁目38番1号 ルミネエスト新宿8F(PARK BAZAAR内)
営業時間 11:00~22:30
定休日 なし(施設に準ずる)
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24