お湯を注いで3分待つだけで食べられるカップ麺は、日本が世界に誇る発明品の一つだ。慣れれば子供だって簡単に作れてしまう。ある意味、究極の手抜き食品と言えるだろう。だがしかし……どうやら日本人は、カップ麺を作るのすら面倒になってしまったらしい。

サンコー株式会社が2019年11月25日より発売を開始した自動カップ麺メーカー『まかせ亭』。その名の通り、カップラーメンを自動で調理することが出来る夢のサーバーである。ぶっちゃけアホ寄りなアイデアながら、個人的には「ついにここまで来たか……」という謎の感慨を禁じ得なかった。

・お湯を沸かすのが面倒

『まかせ亭』を制作するきっかけについて、サンコーは以下のように語っている。


「手軽なカップ麺でも、めんどくさい動作があります。

それは、お湯を沸かすこと……。

やかんを用意して、水を入れて、火にかけて待つ……。
せっかくカップラーメンで、手軽に済ませようとしているのに湯沸かしの工程がめんどうくさい……。

この動作をなくせればなぁ……。と思いませんか?」


そんくらいやれや、と思わなくもないが、このお悩みを真面目に解決すべく開発されたのが『まかせ亭』なのだ。使い方は至って簡単。カップ麺をセットして、サーバーに水を入れるだけである。あとは『まかせ亭』が全部やってくれるぞ。

・簡単に食べたい

高速沸騰機能に加え、高さが調整できるのでどんなカップ麺にも対応可能。お湯が沸いたら自動で注水され、そこからタイマーが起動するとのことだ。本体自体がフタ代わりになるので放っておいても心配いらない。水を入れてタイマーが鳴ったら、あとは麺をすするだけである。

カップ麺を食べるためだけにこんなマシンが生み出されたという事実に、少々じわじわきてしまうのは私(あひるねこ)だけだろうか。お湯くらい沸かせよ、と言ってしまえばそれまでだ。しかし、このくだらなさを愛でるのも一興であろう。

・マニアは必携か?

気になるお値段は税込5980円と、高いのか安いのかよく分からない絶妙なライン。熱心なカップ麺ファンなら持っていて損はないのかもしれないが……念のためポチる前に、本ッ当に必要か自問自答することをオススメしたい。

お湯を注ぐだけで食べられるカップ麺。しかし我々は、そのお湯を沸かすのすら面倒になってしまった。果たして『まかせ亭』は、日本人を救うのか? それとも堕落させるのか? まさに神のみぞ知ると言ったところだが、個人的に一番ダルいのは粉末スープを入れる工程なので、もし次があれば何とかしていただきたい。

参照元:サンコー
執筆:あひるねこ