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多くの日本人男性が避けて通れない悩み……「頭髪問題」。親戚にハゲがいなくても油断はできない。日々の生活習慣やストレスも抜け毛の原因になりうるので注意が必要だ。

さて、薄毛に悩むのは何も日本人だけではない。お隣中国の男性だって悩んでいるらしい。しかし、さすが中国、ハゲもスケールが違った。なんと中国の薄毛男性の数は、日本の総人口を軽く越えた2億人。さらに総ハゲ面積は、和歌山県の面積とほぼ同じだというのである。

・中国の薄毛男性の人口は2億人 > 日本の人口

中国メディア『環球網』が報じたところによると、この「2億人」「総ハゲ面積」のデータは2005年に行われた調査によるものだそうだ。

北京、上海、広州、杭州などの5都市に住む男性5779名を対象に行われた調査によると、中国人男性の25%が男性型脱毛症(AGA)であることが判明。中国における男性人口は8億人なので2億人が薄毛であると見られるという。近年はさらに増加傾向にあるそうだ。

ちなみに、2015年2月時点で日本の人口は約1億2700万人だとされている。性別関係なく赤ちゃんからお年寄りまで合わせた日本の総人口では、到底太刀打ちできない数字ということだ。

・中国の総ハゲ面積=和歌山県1個分の面積

また、薄毛男性の毛が抜けてしまった頭皮の面積を合算、つまり「総ハゲ面積」は4725平方キロメートルであるとのことである。なぜ、総ハゲ面積を計算しようと思ったのか、全くもって不明だが、これは北京市の面積の4分の1に相当する。

ちょっとピンとこないので、日本の都道府県の面積と比べてみたところ、奇しくも和歌山県の総面積(約4725平方キロメートル)とほぼ同じであった!! なんという偶然、なんという巡り合わせ! パンダ以外に和歌山と中国につながりがひとつ誕生したようだ。

……また、どうでもいい知識がひとつ増えてしまった。ひとつ得たものがあるとすれば、中国にも薄毛に悩む男性が結構いるということだろう。今後は、和歌山の地を踏みしめる度に、中国の薄毛男性に思いを馳せることになりそうだ。

ところで、そんな中国ではどんなハゲ対策がとられているのか。過去の記事で中国5000年の知恵プレゼンツ「ハゲないための9つの習慣」もご紹介しているので合わせてチェックしておくといいかもしれない。

参照元:環球網(中国語)、総務省統計局国土地理院

執筆:沢井メグ

▼和歌山県の面積は、約4725平方キロメートル。面積は、47都道府県のうち30位ではあるものの、それでもやはり広い