現在、史上最強クラスのハリケーン・ドリアンがアメリカ東海岸を襲っている。現地時間2019年9月1日、ハリケーンの勢力で最も強い「カテゴリー5」に発達したドリアン。フロリダ州などでは非常事態宣言も発令されたという。
そんなドリアンを宇宙ステーションから撮影した画像が、現在話題になっている。宇宙飛行士がTwitterに投稿したものなのだが……スケールが半端じゃない。
・地球にできた目
その画像を投稿したのは、NASAの宇宙飛行士「クリスティーナ・コッホ(@Christina H Koch)」さんだ。9月3日のクリスティーナさんのツイートでは、宇宙から見たドリアンの姿を収めた画像が4枚投稿されている。
うち3枚の画像には、青く美しい地球が写っているのだが、地球を覆うようにボコッと大きな “目” のようなものが。これが上から見たドリアンだ。
・恐ろしさを感じる1枚
その宇宙規模のスケール感は、怯えを通り越して軽く感動すら覚えるレベル。しかし、残り1枚を見るとやはり恐ろしさの方が強くなる。
その1枚というのは台風の目を写したものなのだが、クッキリとした目の中にうずまく雲が禍々しい。まるで悪魔の目のようだ。ネットでも以下のような声があがっている。
・ネットの声
「凄い写真」
「台風の目が怖すぎる」
「怪物だ」
「本当に怖い」
「恐ろしくも美しい」
──などなど、ネット民も震撼。宇宙から見た光景の美しさと恐ろしさが注目を浴び、このツイートは海外で拡散されている。とはいえ、雲の下は「カテゴリー5」。現地の被害が大きくならないことを祈るばかりだ。
参照元:Twitter @Christina H Koch、tenki.jp
執筆:中澤星児
▼スケールがヤバイ
#HurricaneDorian as seen from @Space_Station earlier today. Hoping everyone in its path stays safe. pic.twitter.com/6vejLDPJHF
— Christina H Koch (@Astro_Christina) September 2, 2019