お~い! タピオカブームの頂点とも言える施設が、東京・原宿にオープンしたぞ~!! その名も「東京タピオカランド」。JR原宿駅から徒歩約1分の商業施設「jing(ジング)」に2019年8月13日~9月16日の期間限定でお目見えした。

タピオカそんなに好きじゃないけど、行くっきゃない! という訳で実際に行ってみたところ、すでにネット上で話題になっている通りの微妙な感じ……。何よりビックリしたのは、2個セットのタピオカンバッチセット(300円)だ

・前売り時間指定で1200円

東京タピオカランドは当初、ネット上でその名前に注目が集まった。これは入場規制がかかるほど人気になるに違いない。私(佐藤)は勝手にそう判断して、当分の間、様子を見るつもりだった。ところがオンラインのチケット申し込みを見ると、2日後(8月16日)の10時の回が購入可能と判明。ヨシ、行こう!


チケットの販売価格は1200円(前売り優先時間指定チケット)、これ入場だけだよね? ちょっと高い気がするのは気のせいだろうか……。


ちなみにチケットは、「PassMarket」というサービスを通じて購入することができる。このサービスを利用するには、Yahoo! のIDが必要となっている。必要情報を入力し、クレジットカードもしくはコンビニ払いを選択したうえで、決済が完了すると、入力したアドレスにメールが届く。そして記載されているURLにアクセスする。


すべての手続きが完了すると、当日会場で提示するウェブチケットが発行される仕組みだ。


・ここだ、東京タピオカランド!

さて、いよいよ前売り購入した日がやってきた! 原宿の地に降り立ち、会場の jing へと向かう。


jing に到着! 建物の入り口付近にある「TOKYO TAPIOCA LAND」の看板が目印だ。


入口らしきうところにたどり着くと、中に人が並んでいる様子が見える。どうやら、ここは入場待ちの待機列らしい。


中に入るまでどれくらい待つことになるのだろうか? 最後尾に並んで周りを見渡すと、むき出しの天井!


青い三角コーンにビニール紐。う~ん、手作り感満載ですでにホッコリせざるを得ない。


・ウェルカムドリンクが……

20分程度待った後に、やっと会場に入ることができた。ここか! 東京タピオカランドはッ!!



私が感じた印象を一言でいうと、「スーパーマーケットのフードコート」、もしくは「デパートの催事場」だ。『ランド』というよりも『パーク』の方が良かったんじゃないか……とさえ思う。

1200円の入場料についてくるのは、ウェルカムタピオカドリンク1杯だ。都合4種のタピオカドリンクからどれか1つを選ぶそうなのだが……ウ〜ム……。


オープン当初はストローがついていなかったらしいのだが、現在はすべてのカップにストローがささっている。


タピオカランドなのに、ウェルカムドリンクにタピオカ3粒はさみしい。


・なぜか辛ラーメン

会場はこの1部屋のみ。広さは小体育館程度。テーブル椅子が少なく、すでに先客が陣取ってしまっている。ドリンクを購入しても落ち着いて飲むことはできそうにないな。周りを見ると、タピオカのバルーンアート。


ショッピングカートに入った黒い風船。


そして辛ラーメンのオブジェ。どうしてここに辛ラーメン……


ここで何をすべきなのか、私は完全に見失ってしまった。ここはナニランドだったっけ? それさえも忘れそうになってしまっている。


・タピオカドリンクを飲もう

えっと……、あ! そうだ。ここはタピオカランドだ。とりあえず、タピオカドリンクを飲まないと。辛ラーメンのオブジェの写真を撮っている場合じゃなかった。今回出店しているのは、タピオカ専門店4店舗だ。

驚いたことに、そのうちの1店舗は準備中だった。何をやっているんだ! タピオカランドなのに、タピオカドリンクを販売できないのなら、ここに出店している意味ないじゃないか!



とりあえず、稼働している1店舗でタピオカドリンク購入。ちなみに入場料にはここで販売しているドリンクの代金は含まれていない。都度購入しなければいけないので、そこのところ、お間違いのないように。


ここは原宿だ。タピオカドリンクを飲みたいと思ったら、似たようなお店はいくらでもある。それなのに、わざわざ1200円の入場料を払って、ここでタピオカドリンクを飲む意味はあるのだろうか? そんなことを自問しながら、私はこの1杯の味を噛みしめた。


・缶バッチ!!

この会場の目につくものすべてが衝撃的だったのだが、私が1番驚いたのはオリジナルグッズだ。オリジナルクリアボトルやステンレス製のストローセットと並んでこんなものが……。


タピオカに見立てた黒い缶バッチ、なんと300円ッ!!


ぶっちゃけ100均で100円で売っていても絶対に買わなさそうな代物を、私は買ってしまった……。


東京タピオカランド、真のタピオカ好きにとって、聖地となり得るのだろうか? 会期は9月16日までである。タピオカ好きは要チェック。そうでない人も、一度は足を運んでみると良いかもしれないよ……。


・イベント詳細

名称 東京タピオカランド
場所 原宿 jing (東京都渋谷区神宮前6丁目35-6)
期間 2019年8月13日~9月16日
料金 一般1000円、当日1200円、前売り優先時間指定1200円、小学生未満無料

参照元:東京タピオカランド
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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