暑い、暑い、暑い……。アッぢぃぃぃイイイイイ! 大げさではなく頭がおかしくなるほど暑い日が続いているが、みなさんいかがお過ごしだろうか? 本当に申し訳ないが、地球に優しくなかろうとこの夏、私、P.K.サンジュンは全力でエアコンを使わせていただく。エアコンを発明してくれた人、本当にありがとォォォォオオオオ!!
それはさておき、夏と言えばやはり「アイスクリーム」の季節である。中でもこの時期に食べるサーティワンは格別のウマさ! 個人的には隙あらばサーティワンに駆け込みたい派だが、どれも美味しそうでいつも何を食べようか迷ってしまう。あーあ、いっそのこと全部の味が食べたい……。
・全部混ぜたら何味になるのか?
日本では「サーティワン」の名称でお馴染みだが、世界的には「バスキン・ロビンス」の名で知られるサーティワンアイスクリーム。今からさかのぼること半世紀以上前、バート・バスキンさんとアーヴィン・ロビンスさんが創業した世界的アイスクリームチェーン店である。バスキン・ロビンスさんが創業者じゃないから、コレ覚えておこう。
さて、冒頭でもお伝えした通り、サーティワンに出かけたはいいものの、最後の最後まで「何を食べようか?」と迷う人は多いハズ。個人的にサーティワンは常にダブルで「ラムレーズン」は決まっているが、もう1つを何にするか迷いに迷ってしまう。即断・即決をモットーにするB型の私でさえこうなのだ。“サーティワン迷子” は非常に多いに違いない。
そんなとき思い付いてしまった「サーティワンのアイスを全部混ぜたら何味になるのか?」と──。サーティワンのアイスは全部が美味しいのでマズいわけがないし、もし何味かわかれば次からその味に近い味を注文すればいいのでは? 我ながら天才的な発想である。
・31種類をムラなく混ぜる
というわけで、近所のサーティワンに駆け込み、その日あった31種類全てのアイスクリームを1つずつ購入。バラエティパックを利用し、価格は合計8800円であった。少々長いが、以下で31種類の全アイスクリームをご覧いただきたい。
・定番系
バニラ、ポッピングシャワー、ラブポーションサーティワン、ジャモカコーヒー、抹茶、ストロベリーチーズケーキ、チョコレート、キャラメルリボン、マスクメロン、チョップドチョコレート、ラムレーズン、バナナアンドストロベリー、ジャモカアーモンドファッジ、チョコレートミント、ナッツトゥーユー、大納言あずき、クッキーアンドクリーム、オレンジソルベ、ベリベリーストロベリー、ロッキード、レモンシャーベット ……合計21種類
・期間限定系
ピカチュウの10万ボルト! ~フルーツミックス~、モノクロラブチーズケーキ、ハニーレモンハニー、ハピネスウェディング、ピーチメルバ、ヤミー! グレープ、ダイキュリーアイス、レインボーシャーベット、クリームソーダ、キャラメルプレリンクリーム ……合計10種類
作戦はとてもシンプルで、全てのアイスクリームを鍋に放り込み、とにかくひたすら混ぜるだけ。なかなか混ざらない可能性も危惧していたが、この陽気のせいかアイスクリームは思ったよりも簡単にムラなく混ざり切った。色合い的にはチョコレートがやや勝った感じで、商品でいうと「ジャモカコーヒー」的なビジュアルだ。
さっそく味見してみると……
うーむ……
よくわからん。
チョコっぽい見た目に引っ張られ「チョコ味かな?」と思い込んでしまいそうになるが、実際にそこまでチョコの味は強くない。香りはベリー系が強く「後味はややミントかな?」と言ったところで、一言では表現しきれない複雑な味わいだった。ただ、ウマい。
・あえて言葉にするならば
逆にいうと、シャーベット系の味は完全に死んでいたし、抹茶や大納言あずき、ラムレーズンを感じることは出来なかった。なんとか強引に味を決めるとするならば「フワッとベリーの香りがする弱ーいチョコ味」と言ったところだろうか。全然悪くないし普通に美味しいが、いつものラムレーズンの方が数倍美味しいことは記述しておきたい。
というわけで、サーティワンのアイスを混ぜるとなんとも表現しがたい味になることが判明した。ただ、それでも美味しく食べられたことが、サーティワンの底力を証明しているのではなかろうか? 劇的に美味しくはならないがマズくもならないので、機会があったらぜひみんなも挑戦してみてくれよな!
参考リンク:サーティワンアイスクリーム
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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