もはやローソンの定番商品になりつつある「悪魔」シリーズ。元々はおにぎりだったはずだが、今やパンにうどんに何でもござれ。まさに悪魔のバーゲンセール状態である。

本日2019年8月6日には、そこに新しく『悪魔のコーヒー(税込178円)』が仲間入りを果たした。練乳入りでとにかく甘いらしく、パッケージもひたすらオラつきまくっているものの……この際ハッキリ言ってしまおう。貴様はマックスコーヒーの足元にも及ばない。

・新たな悪魔

本日最寄りのローソンを訪れたところ、新入りの悪魔が何匹かいたのですぐさま捕獲を試みた。その中で特に気になったのが『悪魔のコーヒー』だ。

「練乳、大注入!!」と書かれていることからも分かるように、この『悪魔のコーヒー』は脂質と糖分にこだわった商品となっている。要は超甘いのだ。私(あひるねこ)が手に取ったパッケージには、デカデカと以下のような記述が。


「夏休みの宿題の計画くらい甘すぎる」

・オラつくやん

他にも「初恋くらい甘すぎる」とか「枕元 目覚めはキミの通知音」とか、とにかく甘さに関してのオラつきぶりがハンパではない『悪魔のコーヒー』。そこまで言うなら飲んだろやないかい。というわけで、さっそくストローをぶっ刺してみたところ……。

なるほど、たしかにコーヒーとしてはかなり甘い部類に入ると言えるだろう。が! 正直オラつきに対して、甘さがまだまだ足りていないような気がする。『悪魔のコーヒー』よ、なめるな……! 本当に甘いコーヒーってのはなぁ、マックスコーヒーみたいのを言うんだよ……!!

・レジェンドに学べ

数ある缶コーヒーの中でも最高峰の甘さを誇るマックスコーヒー。練乳を使用している点で両者は共通しているが、飲み比べてみるとその差は明らかだ。『悪魔のコーヒー』を飲んで改めて感じるコーヒーらしい豊かな香りや苦み……。私にはこれが、どこか逃げ道を残しているようにしか思えない。

そう、つまり甘さへの覚悟が足りないのだ。マックスコーヒーを飲んでみろ! もはやコーヒー風味の練乳である。苦味? ナニソレ。やはり頂点に立つ者はどこかが破綻している……。あらゆる意味で『悪魔のコーヒー』は、マックスコーヒーの足元にも及ばないと言わざるを得ないだろう。

・まずは弟子に

とりあえず『悪魔のコーヒー』はマックスコーヒーに弟子入りして、甘すぎるコーヒーの何たるかを学んでもらいたい。「夏休みの宿題の計画くらい甘すぎる」などとオラつくのは、それからでも決して遅くはないはずだ。期待しているぞ!

参考リンク:ローソン
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼同時発売の『悪魔のおにぎり(ブラックラーメンの汁味)』と『超(スーパー)からあげクン 悪魔のおにぎり味』は、ツッコミ待ちっぽかったのであえてスルーした。甘えるな。