千葉と聞いてあなたは何を思い浮かべるだろうか? 落花生・ディズニーランド・マザー牧場……中には「千葉真一」と答える方もいるかもしれない。──それはどうでもいいとして、今や全国区の知名度を得た千葉県民のソウルドリンクが「マックスコーヒー」である。

2009年に全国展開するまでの約30年間は、千葉県・茨城県・栃木県のみで販売されていたコーヒーで、有無を言わせぬ絶対的な甘さが最大の特徴だ。そんなマックスコーヒーの派生形『マックスコーヒーマフィン』をZOZOマリンスタジアムで発見! すかさず購入してきたのでご紹介するぞ。

・千葉県の人気パン屋「マロンド」が製造

ZOZOマリンスタジアム(千葉マリンスタジアム)では専門の売り子さんもいたほど、気合いを入れて販売していたマックスコーヒーマフィン。価格は1セット900円である。

売り子さんの話によるとマックスコーヒーマフィンは、千葉県内に10店舗以上を構えるパン屋さん「マロンド」が製造しているとのことで、店頭価格は1つ200円だという。なお、都内であれば浜松町の世界貿易センタービル店でも購入できるぞ。

それはさておき、気になるセットの内容だが、マフィン2個・マックスコーヒー1本・メガホンに変形するパッケージの3点セットである。単純に考えれば、マフィンとコーヒーで550円、残りの350円分はパッケージ代ということになるので、球場にありがちな “ややボッタクリ価格” であることは否めない。

肝心のお味の方はというと、マックスコーヒーと一緒に食べてもバッチリ甘さを感じるくらいしっかり甘い。マックスコーヒー自体がウマいマズいではなく “甘さ至上主義” の飲み物なので、そういう意味ではマックスコーヒーの遺伝子を見事に引き継いだマフィンといえよう。

ただし、やはり「球場販売価格は高い」と言わざるを得ない。そもそも屋根のないマリンスタジアムのデーゲームとした場合、灼熱の太陽の下で激甘のマフィンを食べたいと思う人は少数派だろう。物珍しさもある商品なので、お土産にしたいという人も多いハズだ。

ハッキリ言って2個900円かと思うと気が引けるが、単品ずつ1個200円で購入出来れば、今より遥かに売れると思うのだがいかがだろうか? ……というか、ロッテの応援団はメガホンを使わないことでも知られているので、どうしても商売っ気が見え隠れしてしまうのだ。

参考リンク:マロンド
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼こちらがセット内容。

▼ちゃんとマックスコーヒーも入っているぞ。

▼パッケージはメガホンになる。

▼だが、ロッテの応援団は20年以上前からメガホンを使わないのだ。

▼元千葉県民も納得の甘さ。

▼あまりの甘さに練馬区民は絶句。

▼ときめく商品だけど、これは単品で売るべき。