「ビールの美味しさは泡で決まる」なんて言われているほど、ビールにとって “泡” は重要だ。きめ細かいクリーミーな泡は、なめらかな口当たりと飲んだ時の爽快感を演出するだけでなく、ビジュアル的にも絶対に欠かせない存在である。やっぱり見た目って大事だからな。
そこで今回は、時間が経って消えてしまったビールの泡を簡単に復活させる方法を紹介したい。というよりも、つい最近、記者が知人から教えてもらった「大人のドヤ顔知識」を披露するだけだ。めっちゃ簡単だから、皆さんもぜひ飲み会の場でドヤ顔をキメてもらいたい!
・割り箸を突っ込む
「クソッ、乾杯の挨拶が長すぎてビールの泡が消えてしまった!」……よくあることだが、もう悲しむ必要はない。そんなピンチの時には割り箸を用意すればOKだ。ビールの入ったグラスに割り箸を突っ込むと、ウソみたいに泡が復活するらしいぞ。さっそくやってみよう。
おおおお~っ! ストンッと割り箸を入れた瞬間にシュワッと立ち上がる泡……おいおい割り箸、お前やるじゃねえか。どうやら割り箸表面の凹凸が、ビールの炭酸を刺激しているらしい。理由はともかく、割り箸やるじゃねえかッ!!
しかし、まだ終わりではない。さらに泡を復活させるべく、割り箸を小刻みに動かしてビールに刺激を与えてみる。すると……
ぎょ、ぎょえぇぇぇー!
消えたはずの泡は、見事によみがえった。なんなら乾杯前よりも華やかな姿になったかもしれない。本当になんというか、割り箸……お前マジでありがとうな。
・あっという間に復活したが……
ということで、ビジュアル的には完全復活。そして、泡のなめらかな口当たりもそこそこ楽しめる……が! ビールの爽快感はほぼゼロ。時間が経過してぬるくなったうえに炭酸が抜けたため、美味しさが半減している気がする。いや、半減どころか全然美味しくねえです。
そして最後になるが、今回ご紹介したワザは「披露する相手」をしっかり見極めることが重要だ。ドヤ顔で上司のビールに割り箸を突っ込んだら、間違いなくキレられるだろう。
世の男性諸君は「ビールを飲まない女の子」の前でキメるのが最も効果的……な気がするから、チャンスがあればぜひトライしてみてほしい。
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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▼ビールの泡を「割り箸」で復活させる様子は動画でどうぞ