スマホの性能が上がるにつれ、どんどんクオリティーが上がっていくスマホゲーム。気づけばかつて一世を風靡した携帯ゲーム機はすっかり過去のものとなってしまった。

そんな中、海外で発表された携帯ゲーム機が大きな注目を集めている。白黒ディスプレイにちょっと変わったコントローラーが印象的な『Playdate(プレイデート)』がそう。思わず欲しくなる不思議な魅力を持った1台だ。

・初期のゲームボーイを彷彿とさせるデザイン

『Playdate』を発表したのは、20年以上に渡りMacやiOSのソフトを開発してきた米国のソフトウェア会社、Panic(パニック)だ。本体のデザインをチェックすると……

鮮やかな黄色のボディーがお洒落&カワイイ! 十字キーと丸ボタンが付いていて、初期のゲームボーイを彷彿(ほうふつ)とさせるデザインだ。本体寸法は74mm × 76mm × 9mmと薄型で正方形に近い形状。気軽に持ち運べそうなところがナイスである。

ディスプレイは2.7インチ (68mm)の白黒でバックライトは非搭載だが、非常にシャープでよく見えるという。また、本体にはWi-Fi、Bluetooth、USB-C、ヘッドフォンジャックなども装備されているもようだ。

・初期のゲームボーイを彷彿とさせるデザイン

注目すべきは、本体右側にあるグルグル回るアナログコントローラーである。これは、遊び心溢れるユニークなシンセサイザーが人気の楽器メーカー「Teenage Engineering」からのアイデアによって生まれたものとのことだ。

ツイッターにアップされているGIF動画では、実際に回転式コントローラーと連動して動くゲーム画面を見ることができる。タッチスクリーンとは違って、操作が直感的でメチャ楽しそう。これなら誰でも簡単に遊べるに違いない。

『Playdate』の気になるお値段は、週ごとに1本ずつ追加される12本のゲームタイトルを含めて149ドル(約1万6000円)となっている。公式サイトでは「在庫は非常に限られています」とアナウンスされているので、欲しい方は早めに予約開始通知の登録をしておいたほうが良さそうだ。

参照元:Twitter @PlaydateJPPlaydate(英語)
執筆:K.ナガハシ