はい、ギルティ。商品を見たとき、即座に脳が反応した。「2種類のにんにく油とねぎ油 香味チャーハン」という名前からして野郎向け、しかも600gと大盛り仕様ときたら犯罪的と言うしかあるまい。

ただ、食べるにあたって立ちはだかる壁はニンニクであろう。ウマいながらも匂いが気になってしまう諸刃の剣は、どれくらい盛り込まれているのか。……てな訳で、破壊力を確かめるため、あえて周囲に気づかれそうな平日の昼に食べてみることにした。

・トップバリュの商品

今回購入した商品の販売元はイオンのプライベートブランド「トップバリュ」で、値段は328円(スーパーで購入)だった。一般的な価格ではあるが、量を考えると安めの設定と言っていいだろう。

なお、調理方法はフライパンかレンチンのどちらかでOK。皿に盛ると、今にもこぼれそう……。その影響か、加熱の仕方もこれまでにないパターンのやつ。6分加熱して全体をかき混ぜてから、さらに3分ちょいを再度レンチンしなくてはいけなかった。

・塩っぱめの味つけ

実際に作ってみると、途中からニンニクのいい匂いがレンジの外に漂ってきた。量もさすがは600g。スプーンがズブズブ埋まるくらいの圧倒的なボリュームで、ここまではとにかく野郎飯っぽい。

また、味もどちらかと言えば野郎向け。ちょっとばかり塩っぱく、野郎(しかも若者)にターゲットを絞っているとしか思えない。ただ、油の方はというと、想像していたよりも控えめで “優しさ” が垣間見えた。で、最大の難関・匂いは……

・匂いはたぶん大丈夫

結論から言えば、全力で歯磨きしたからなのか大丈夫だった……と思う。というのも、編集部メンバー2名を生贄(いけにえ)にしてエレベーター内の密室に連行。至近距離でニンニクを漂わせたのだが、まったく気づかなかったのだ。

とはいっても、ニンニクはニンニクに変わりない。どうしても気になる人は、休日のお昼か晩ご飯に持ってくるのがいいかもしれない。また、量に関してはずいぶんと多いので複数人で分けたりするのも良さそうだ。

参考リンク:トップバリュ「2種類のにんにく油とねぎ油 香味チャーハン」
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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