2017年9月にiPhone Xが発表され、ホームボタンの無いスマホもすっかり珍しく無くなった昨今。次から次にニューフェイスが登場するスマホ市場に、またとんでもないヤツが現れた。

中国・深センに本社を構える「Huawei(ファーウェイ)」が発表した、ディスプレイを折り畳めるスマホ『HUAWEI Mate X』がそうである。

・折り畳みスマホ『HUAWEI Mate X』

ファーウェイの情報によると、『HUAWEI Mate X』は折り畳み式のスマホだ。通常、ディスプレイが6.6インチのスマホなのだが、開けば8インチで厚さ5.4mmのスリムなタブレットになる機能を備えている。

なお、折り畳んだ際は2つディスプレイが隙間無くぴったりフィット、開いた際はディスプレイが完全に平らになるという。ファーウェイの公式ツイッターにアップされている動画で、実際の動きをチェックしてみると……こいつはスゴい!

・動画で見ると確かにスゴい

確かにスマホからタブレットにスムーズに変形しており、パッと見たところでは画面が平らになっていて折り目部分の歪みも気にならない。ぜひ現物でどれほどディスプレイがキレイなのかを確認してみたいものである。

その他には、ワイド用に4000万画素、ウルトラワイド用に1600万画素、望遠用に800万画素のライカ製カメラを搭載。また、512GBのストレージメモリを内蔵しているとのことだ。

・価格も要注目

性能もさることながら、注目すべきはその価格である。な、なんと……約29万円(2299ユーロ)を予定しているというから驚くしかない。この『HUAWEI Mate X』は、2019年中旬に発売予定だ。

参照元:Twitter @HUAWEI_Japan_PR、HUAWEI「Mate X(英語)
執筆:K.ナガハシ