タバコはハタチになってから。もちろん吸わないに越したことはないが、20歳以上の成人ならばコンビニなどで当たり前のようにタバコを買うことができる。これは正当な権利だ。ところが……!

みんな大好きハワイでは、近い将来ほとんどの人がタバコを買うことができなくなる可能性が出てきたぞ。なんと、2024年までに100歳未満へのタバコ販売が禁止になるかもしれないというのだ。マジかよハワイさん、喫煙者に容赦ねぇ……。

・衝撃的な法案

CNNによると、ハワイ州議会はタバコの購入が許可される年齢を、現行の21歳以上から100歳以上まで段階的に引き上げる法案の審議を始めたという。最初は何かの間違いではないかと疑ったが、どうやらハワイはガチのようだ。詳しく説明しよう。

・ほとんどの人が買えなくなる?

まず、州内でタバコを購入できる年齢の下限が、来年2020年までに30歳に引き上げとなります。その後、毎年10歳ずつ引き上げていき、2024年以降は100歳じゃないとタバコが買えなくなります。つまりこうなります。


現在:タバコは21歳になってから。
2020年:タバコは30歳になってから。
2021年:タバコは40歳になってから。
2022年:タバコは50歳になってから。
2023年:タバコは60歳になってから。
2024年:タバコは100歳になってから。


ヤバイ……喫煙のハードルが1年毎にガンガン上がっていく。特に2023年から2024年にかけてがエグイ。電子タバコや葉巻、かみタバコは対象に含まれないとのことだが、ハワイの喫煙者は今ごろ絶望していることだろう。

・日本ではたぶん不可能

日ごろ紙巻タバコを愛用している編集部・サンジュン(40代)にこの件をどう思うか聞いてみたところ、彼は遠い目をしながら一言、こう呟いた。


「ハワイには住めねぇな……」

なるほど。もしこの法案が可決された場合、サンジュンは2022年にはハワイでタバコを買うことができなくなる。ちょっと日本では考えられないような凄まじい法案である。ハワイにおいて、それくらいタバコは危険視されているということだろう。果たして実現なるか?

参照元:CNN
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

▼こちらは「喫煙者が禁煙して驚いたこと5選」。編集部・和才は禁煙に成功しました。