平成最後の12月。2018年もあと少しで終わるがやり残したことはないだろうか? 「今年こそ自分を変えよう!」新年はそんな気持ちになるのだが、毎年この時期になると私(中澤)は思うものだ。「去年と変わってなくね?」と。
そこで2017年の私的ベストを見てみたところ、去年は在職2年3カ月の記録更新を目指していた。現在、ロケットニュース24で書き始めて3年3カ月なので見事目標は達成されている。やった! そんな私の今年のお気に入り記事5選は以下の通り。
【突撃】女優のんにインタビューするフリしてイングヴェイしてみた
インタビュー記事において、かなりめんどくさい作業の1つに「テープ起こし」がある。私はテープ起こしが大嫌い。そこでテープ起こししなくて良いインタビューはないものかと考えた結果、思いついたのがこの企画「突撃! イングヴェイ」である。
とは言え、実際やってみると企画の無謀さを痛感した。普通に指が震える。しかし、その甲斐あってか、愛読していた『ヤングギター』の元副編集長やメタル雑誌『ヘドバン』にツイートされたのは嬉しかった。
のんさん以外にも、アンドリューW.K.や千眼美子さんなど、大物釣りのこの企画。次は誰が来るのか乞うご期待。
【感動巨編】ネットで彼女募集したら「彼女ができた」でござる!
私的ベストと言えば一昨年から続くシリーズ「ネットで彼女募集」を外すわけにはいかない。2018年は、こんな私に彼女が出来たのである。
ネットの出会いから初めての同棲まで学ぶことの連続だった今年。ひょっとしたら人生の転機となる1年だったかもしれない。そんな記事。
【衝撃】誰も知らない『ハウルの動く城』の秘密 / プロレスマニアに聞いた「キムタクがハウルの声優になった理由」がヤバイ
謎が多いことで有名なスタジオジブリの作品。そんな謎の数々を、プロレスマニアに聞いていくのがこのシリーズだ。次々と明らかになる名シーンの裏の意味にあなたは耐えられるか!?
詳細は記事をご確認いただければと思うが、検索で来た人にはこの場を借りてお詫び申し上げます。すみませんでしたァァァァアアア!!!!!
【閲覧注意】植毛手術でハゲを治療したら「地獄」を見たでござる
冒頭で「去年と変わっていない」と申し上げたが、こうして改めて振り返ってみると、自分の体当たりっぷりに軽く引く。植毛手術も今年だった。
例えば、どんなに美しい外見でも「整形」と言うとネットではディス的な意見が出たりする。だが、植毛手術をしてみて思ったのは「整形」に踏み切る人はむしろ尊敬に値するということ。
このシリーズでも包み隠さずお伝えしている通り、手術の後には術痕のできる時期がある。ひょっとしたらウマくいかないかもしれない……手術者はそういった拭いきれない怖さを乗り越えて一歩を踏み出しているわけで、その意志は美しいと思うのだ。
海を見たことがないパキスタン人を日本の海に連れて行ったらこうなった
「美しい」と言えば、海を初めて見たパキスタン人たちの目の輝きは今年一番美しいと思った。国によって様々な文化の違い。日本では当たり前のことがパキスタンでは本で読むことしかできないような体験だったりもする。彼らとどこか行く度に、こちらも目からウロコが落ちるような気分にさせられた。
夢を抱いて日本にやって来る外国人留学生たち。言葉が分からない中で海を越えてやって来る彼らは、私からすると信じられない勇者たちだ。願わくば、彼らの未来に幸多からんことを。
──以上である。振り返ったら色んなことがあった2018年。悩んだ時期もあったが、自分の成長にもつながるネタが書けたことは良かったと思う。来年も「記録よりも記憶に残る記事」をモットーに書いていく所存ですので、これからもよろしくお願いいたします。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
★こちらもどうぞ! → 「ロケット記者が選ぶ私的ベスト2018」
▼ずっと連載している『立ち食いそば放浪記』では、幻のそば屋にも行きました