本日11月20日は「ピザの日」。1995年、凸版印刷がピザをイタリア文化のシンボルとしてPRする日として制定したのだそうだ。また、ピザの原型であるピッツァマルゲリータ誕生に関係したウンベルト1世の妻・マルゲリータの誕生日でもあるらしい。
さて、せっかくの記念日ということで片っぱしからピザを宅配してもらって食べ比べよう……としたのだが、家がピザ屋敷になりそうなので方針転換。最近は冷凍食品のピザもウマいし、主要コンビニ3社のものからチャンピオンを決めることにした。
・4人で食べ比べ
今回、比較してみたのは各社のマルゲリータ。セブンイレブンの「4種チーズのマルゲリータ(498円)」、ローソンの「ピッツァマルゲリータ(298円)」、そしてファミマの「トマト感じるマルゲリータピッツァ(298円)」だ。
大本命は他2社よりも200円高いセブンだが、結果はいかに。より精度を上げるため、当編集部のメンバー4人で食べ比べてみた。どれもオーブンに10分くらい入れたら完成と冷凍ピザだけあって、調理はめちゃ簡単。これでウマすぎたら宅配ピザいらずだが……。
・1番高いセブンのピザから
まずセブンイレブンのザーピー(ピザ)から食べてみると、やはりというか金額差があるだけにまるで外のお店で味わっているかのようだ。生地はクリスピーのイタリアンタイプ。これをワンコインで買えてしまうのが、コンビニの進化を感じる。
ミスって少し焦げついてしまったものの、それでもレベルが高い。トロッとしたチーズにパリッとした生地……これには4人とも「ウマい」と答えた。冷凍さを感じさせないセブンのピザ、なかなかやりおる……!!
・ファミマはどう?
お次はファミマを食べてみた。長方形のピザだったセブンに対し、ファミマは丸型。4等分に薄く切ってあり、キレイに食べられるようになっていた。で、気になるのはその味だが、サンジュン記者はファミマをイチ押し。なんとセブンとの金額差に打ち勝った……!!
というのも、アメリカンタイプのピザで食べ応え抜群。チーズもトロトロッとしていて、安い値段ながらピザを食べている感が十分あったのだ。ただ一方で、冷凍っぽさを感じないという訳ではなく、セブンと比べたら落ちる感じもした。
・ローソンのピザ
そして最後のローソンといこう。ファミマ同様にアメリカンタイプでウマい。モチッとした生地、トロトロのチーズといいウマいはウマいのだが、どこか冷凍食品らしさを感じてしまう一品だった。とはいえ、トマトのフレッシュさは1番あったことも追記しておきたい。
結果は1位セブン、2位ファミマ、3位ローソンとなった。しかしながら、どこのピザもウマいし最後まで悩みに悩んだ。1位になったセブンも2社に比べてフレッシュさに欠けていたし、それぞれに特徴があるから好みも分かれるだろう。
さすがにお店や宅配に比べると劣るが、300円〜500円の値段でクオリティーの高いピザが食べられる時点でスゴい。冒頭でもお伝えしたように今日はピザの日。気軽に記念日を祝って食べてみるのもいいかも!
参照元:今日は何の日
Report:冷凍食品研究家・レンチン原田
Photo:RocketNews24.
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