フリーエージェント、通称・FA。それは特定の条件を満たしたプロ野球選手が、どのチームとも自由に契約できる権利のことを指す。過去にはFA権を行使し、落合博満や清原和博が読売ジャイアンツへ移籍、今シーズンも浅村栄斗や丸佳浩がFA宣言している。

そんな中、なんとあの「バファローズポンタ」がFA宣言するという怪情報が舞い込んできた。「どうせマスコットキャラの話題作りだろ?」と思いきや、マジで移籍の可能性がある……っぽい。実現すれば史上初となる「マスコットの移籍」となる見込みだ。

・オリックスで大ブレイク

子供の夢をぶち壊すようで申し訳ないが、そもそも「ポンタ」は三菱商事関連の企業が運用するポイントサービスから生まれたキャラクターである。街中で見かけるのはローソンやゲオ、昭和シェル石油などは、いずれも三菱商事と縁が深い企業であることは言うまでもない。

2008年に誕生してから、あくまでポイントサービスの1キャラクターであったポンタであるが、2015年にオリックスバファローズと契約を締結し「バファローズポンタ」となったことで人気が爆発。グッズはもちろんのこと、期間限定でカフェまでオープンするなど、オリックスで1番……と言ってもいいほどの人気を博していた。

注目すべきは、例えば巨人の「ジャビット」広島の「スライリー」ヤクルトの「つば九郎」らとは違い、ポンタは球団が生み出したキャラクターではないということ。あくまでポンタはオリックスと契約していただけであり、契約期間が終了すればどのチームのマスコットにもなり得るキャラクターのだ。

Twitterをメインに活動し、オリックスファンのみならず多くのプロ野球ファンから愛されているバファローズポンタ。ネット上では自分の応援するチームに来て欲しいという声や、出て行かないでというオリックスファンの悲鳴が渦巻いている。

・ネットの声

「宣言残留してくれるよね!?」
「金子以上の人気者が出て行ってしまうのか……」
「オリックスで1番のスターなのに」
「やめてやめて! 出て行っちゃったら本当に悲しい」
「これは新しいな」
「オリックスとの長期契約を引き出す戦略ですね」
「楽天に来い! 観覧車あるぞ!!」
「ロッテに来い! コアラのマーチ食べ放題やぞ!!」
「日ハムに来い! シャウエッセン食べ放題やぞ!!」
「ヤクルトに来い! ジョアもミルミルも飲み放題や!!」

なお「神宮球場にはヤクルトのユニフォームを着たポンタの看板がある」との情報も多数寄せられており、本当に移籍するならば「スワローズポンタ」が最有力とみられる。果たしてバファローズポンタは移籍してしまうのか? 選手と同じくらい注目だ。

参照元:Twitter@bs_ponta
執筆:P.K.サンジュン

▼これは前代未聞。しかも移籍の可能性はゼロじゃない。

▼本当に出て行ってしまうのだろうか……?