じゃじゃ麺や盛岡冷麺と並ぶ岩手県の名物といえば、ご存じ「わんこそば」である。一口サイズのそばを次々にお椀に放り入れる独特のスタイルは、食とアトラクション性を兼ね備えた “エンターテインメント型グルメ” と言えるだろう。

2018年11月、そのわんこそばの大食い日本一を決める「全日本わんこそば選手権」が岩手県盛岡市で開催された。今年で33回目となる歴史あるレースの優勝は、なんと大会新記録! わずか15分で「〇〇杯」を食べたというから驚くしかない。

・5秒に1杯でも180杯

個人・子供・グループなど、様々な形式で行われたわんこそば選手権。中でも注目はやはり「個人の部」だろう。ルールはシンプルに「制限時間15分以内に何杯食べられるか?」というものだが、まずはぜひご自身で予想してみて欲しい。

仮に5秒で1杯を食べ続けた場合、15分ならば合計は「180杯」となる計算だ。満腹かどうかはさておき、ひたすらそのペースで食べ続けても200杯には届かない。

ちなみに今回の記録は1996年に開催された第10回大会以来、22年ぶりの大会新記録となっている。その際は「時間制限なし」のルールだったが、今回はわずか15分で時間の壁を打ち破り、そして数も記録更新してしまったのだ。

それでは第33回全日本わんこそば選手権「個人の部」、優勝者の記録を発表しよう。


衝撃の大会新記録は……


たったの15分で……


な、なんと……!


632杯ッッ!!!!!!

やべぇぇぇぇぇええええええええええ!!!!!!!!!!!!!


これはタイムにすると約1.42秒に1杯を食べている計算だ。ちなみに過去の最高記録は「時間無制限で559杯」だったから、今回打ち立てられた記録がいかにスゴイ数字なのかわかるハズだ。これぞ前人未到の大記録である!

ちなみに優勝したのは大食いファイター「MAX鈴木」さんだ。MAXさんの公式YouTubeチャンネルでは激闘のもようを収めた動画が公開されているので、ぜひそちらもチェックして欲しい。それにしても632とか……MAXさんもスゴイが、給仕さんもまたすごいぜ。

参照元:YouTube盛岡市
Report:P.K.サンジュン

▼これはスゴイ。人間の腹ってそんなにソバ入るの?